転生したバーテンダーは異世界でもシェイカーを振りたい
最終更新:2024/5/1
作品紹介
東京で独立の準備をしていたバーテンダーの星野 湊(ほしの みなと)は信号無視のトラックに撥ねられ意識を失う。 気が付けばそこは森の中だった。早速、巨大な魔熊と遭遇するが美しいエルフに助けられる。 「え?あなたならこのお酒をもっと美味しくできるですって?」 「ああ、お誂え向きにライムっぽい果物もある。あとは氷と炭酸水があれば…」 「氷は魔法で簡単にできるわよ…?炭酸水?二酸化炭素?ああ!草木が昼間に多く取り込む大気のことね。…それを水に溶かす?やったことはないけど簡単にできると思うわ!」 「なんだって?」 転生先の世界において、酒はまだまだ未発達だった。湊はミナトと名乗り美人エルフの助けを借りてBARを開くことを決意する。 そして王都に噂が広がる。 『とんでもなく美味い酒を飲ませる店があるらしい…』 そこは美味い酒が飲めるバーと呼ばれる不思議な店。市民、冒険者、貴族に王族。皆が夜な夜な顔を出す。身分などは関係ない。 これはひょんなことから異世界に転生したバーテンダーが素敵なBARを経営する物語。
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