【書籍化】ナイチンゲールは夜明けを歌う
最終更新:2023/5/21
作品紹介
※サーガフォレスト様より書籍版第一巻発売中! コミカライズ企画も進行中です。 ―――――――――― 魔王領との国境地帯を治めるエルゼス侯爵家に生まれたフロルは、熱病で生死の境をさまよった12歳のある朝、前世(?)の記憶を取り戻した。大学病院に勤務する小児科看護師だったミヤコは、準夜勤明けの事故で若くして他界(?)してしまったのだ。 さて今世は華やかな貴族令嬢の暮らしを満喫……かと思いきや、当主である祖父はいつも不機嫌で、領主の仕事は代官に任せきり。フロルと同じ熱病で両親はすでに亡く、跡継ぎの兄は社交界デビューに失敗してもう4年も部屋から出てこない。さらに長年の凶作で領地は干上がり、貴族としての体裁を保つことすら難しくなっていたのである。 生活環境改善のため、フロルはアラサーの処世術と知識を使って行動し始めたのだが……。 ――おにい様が部屋から出て来なくて困ってます! ―――――――――― 地味に前世知識を使って借金返済しつつ、家族を再構築したり、残念な求婚を回避したり、領地を再生したりする話です。 「第三部:疫病駆逐編」開始しました。 南米で特効薬探したり、異端審問から隠れて予防接種始めたり、王都をロックダウンしたりするうちに、大人の事情で聖女になる話です。 ※感染症や国境紛争などに関するセンシティブな表現を含みます。ストレスを感じそうな方はご注意ください。 ※小説家になろうにも掲載しています。
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