刻命の魔導騎士
最終更新:2019/2/24
作品紹介
魔術を文明の基盤として発展した世界。 日常生活に浸透した魔術によって人々の生活水準は向上し、イェルクレム帝国には平和な日々が続いていた――しかし、『特権魔術』と呼ばれる、従来の魔術法則を逸脱した能力を持った者の出現により、その安寧に陰りが見え始める。 帝国最強の座を史上最年少で勝ち取った天才魔導騎士ジーク・ギルヴァースは、「斬りたいものだけを斬る」ことができる選択透過の魔剣『シャドウバスター』を振るい、特権魔術所持者の引き起こす数々のトラブルを解決していた。 その圧倒的な強さから「黒い狼《ヴォルフォロス》」の異名で恐れられるジークだが、パートナーの天才魔法発明少女、ノルファにはいつも振り回されっぱなし。 「恥を捨てなさい、ジーク。あなたがその気になればきっと、世界で一番可愛い幼女になれるわ」 「なりたくねえ!」 とか、 「本当にごめんなさい……パンツを見せるから、許してジーク」 「やめろ」 「いつもそうすれば許してくれるじゃない」 「誤解されるだろうがやめろ! お前が無理矢理見せようとしてくるから許さざるを得ないんだろうが!」 とか、 「そ、そんな……! 私の料理を食べてまだ立ち上がる気力があるというの……!?」 「食ったら立ち上がれなくなる前提のモンを食わせないでくんない!?」 とか。 この物語は、最強なのにいじられキャラのジークが、ヒロインその他ゆかいな仲間達とともに戦ったり悩んだり遊んだりイチャイチャしたりする日々を描いたお話である。
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