夜の街のオネエ様に憑依されている私は、乙女ゲームの当て馬ちゃんと呼ばれています
最終更新:2021/10/23
作品紹介
「あんたは『灰かぶりと王子様』っていうゲームの、当て馬ちゃんなのよ!」 突然私の脳内に、野太い男性の声が響いた。 彼だか彼女だかわからないけれど、ともかくその声の主は「乙女ゲームプレイヤー」で、シンジュクで働いている「シゲミ・マリアンヌ」だという。 それはともかく、今は私は婚約者である第一王子殿下レオン・クロイツベルト様を、コゼットとかいう庶民の女に奪われそうになっている。 「馬鹿ねぇ、アリスちゃん。男なんてねぇ、星の数ほどいるのよ」 そうなのかしら……。だとしたら私は、当て馬のまま人生を終えたくない。 乙女ゲームの当て馬令嬢アリスベル・レミニスが、脳内で騒ぐマリアンヌちゃんと苦難を乗り越えながら、新しい恋を見つけて幸せになる話です。 R3.10.23 改稿しました。 アルファポリス様でも投稿しています。
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