呪文を紡ぐビスケッタ
最終更新:2023/2/28
作品紹介
魔力をもった人間『ブックス』と、もたない人間『ノンブック』が存在する世界。魂を奪う精霊の脅威に対抗するための道具、魔術書。ブックスとして魔術学校を卒業したタリヤは魔術書の呪文をつくる専門職、インクとして小さな依頼をこなし生活していた。 空の魔術書を売る魔術書店デシミアの店主トンスや魔力をもたないのに魔術研究所で働くイジィ。魔術書の審査を執り行う一見少年にしか見えないトベラ君とその精霊アンドル卿。いくつもの出会いが、一人もがいていた新米インクを花咲かせていく。 インサンド地方の異変、精霊使役派委員会の秘密――。 魔術の改革、精霊との対話、ブックスとノンブックの壁、聖歌に秘められた真実。駆け出した彼女の行き着く先とは。 第一部完結済。一話の平均は8000字前後。 小編を『それから』を経て、第二部不定期連載開始。同時掲載有。
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