黄昏のザンカフェル
最終更新:2022/4/9
作品紹介
旧題「魔王を倒す話だよね? なんで、悪役令嬢が出てくるの?」から改題いたしました。 タイトルにある「ザンカフェル」というのは『不和の林檎』のこと。ギリシア神話において、トロイア戦争の発端とされる事件で、小さな出来事から大きな争い事になることを表す言葉です。 いわゆる「なろう系ラノベ」よりも、面倒くさいです。 「貴族なのに、なんで庶民みたいに振る舞うの?」「こんなセリフを言う?」「『です』って喋ると敬語? why?」 とお嘆きのあなたに贈る「ちゃんとした貴族をやっている物語」です。もちろん、お約束は外しませんが、主人公は「冒険者」にはなりません。だって貴族だから。 作者が理屈っぽいため、第1章がクドいです。理屈が面倒な方は、2章から読んで頂いても大丈夫です。興味が湧いたら読んでみてください。エグい伏線が入っています。 ………………………… ゲームに心を吸われた生徒を助けるために、ポンコツ女神と取引してみました。もらうはチートスキル。喪うは、幸せな定年退職! ゲーム世界に転生して、サクッと魔王を倒して、見事に生徒を…… ついでに世界を救っちゃいましょう。ってつもりで乗り込んだんだけど、なんか、思ってるのと違う。 「おい! ちょっと待て」 スキルはチートを付けるけどレベル1からだって? なんで、それを言わない。 (聞かれなかったので) いつでも元の世界に戻れるって言ったじゃないか! なんで戻ったらレベル1になるんだよ! (戻れるとは言いましたが、レベル1にならないなんて言ってません。あ、実は、もう一つのルールがありまして……) げ、げ、げ! 話が違うじゃん! ポンコツ女神め! 騙しやがったな! (いいえ。聞かれなかったので言わなかっただけ) 「お前は、悪徳不動産屋か!」 お約束通りの「若返り」と「チート」をもらって、果たして本当に魔王を倒せるのかってか、倒す前にやること多すぎでしょ! いまさら、恋愛とか、無理過ぎ。 ……………………………… アルファポリス様にて、先行公開中です。アルファポリス様がメイン版のため、ふりがな機能があちらにしか働いていません。あちらで「お気に入り」にしていただけると嬉しいです。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/523642311/917374829
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