ウォーカー
最終更新:2013/8/6
作品紹介
ある田舎の村に突然盗賊が押し寄せた、村人は次々と殺されていく雷が鳴り響く音と人の悲鳴が重なり恐怖の空間を作り上げていく。 そんな世界に1人の少年が居た。 突然現れた盗賊に目の前で両親を殺された。外では炎で赤く染められ、近所の知り合いが殺される悲鳴、友達が殺される叫び声、そんな所でも少年は殺されなかった。だがその時その瞬間、確実に少年の心は・・・殺された。 あの事件から三年後不可解な事件が起きた大量の白骨化した死体が見つかったのだ、死後二年とされたそれらの死体は全てを確実に急所を突かれており殺されていた、そして後にその死体は三年前の村を襲撃した盗賊団というのがわかった。 さらにそれから三年後、盗賊により起こった事件は忘れ去られ、村は枯れ地と化した。 そんな地に1人の青年が現れた。天気は嵐、雷は鳴り響く。過去の惨劇と同じ世界、ただ1つちがうのは悲鳴が叫び声がないことだった。 その地に来た青年は体を黒いマントで覆い、腰には剣を差している。青年はある1つの焼け焦げた木の家の跡地の前で止まり、膝を着き、手を合わせて数十秒そのままでいた。そして立ち上がり、その地を後にした。
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