すしプロ:涙と慰めで交わす最初の握手。
最終更新:2018/6/30
作品紹介
「悪口を言ってる国のことを見習えって、何だか不思議じゃない?」 韓国の女子大生・金熾子(キム・チヂャ)は日本留学を控えていた。不思議な隣国・日本。その本当の姿を見てみることが長年の夢だった。日本には、SNSを通じて出会った女子高生の友人・司がいる。熾子は会う日を楽しみにしていた。 一方、司は韓国に対して複雑な感情があった。 中学時代、大好きだったK-POP、そして韓国人の歌手。しかし、ネットで韓国の情報を知って以来、裏切られたような思いがあった。 「なぜ、こんなことが起きているのか?」 そんな疑問を胸に秘めつつ、司は熾子と会う。 しかし、二人が出会ったとき、日韓関係は再び悪化の一途を辿っていたのだった。 日本と韓国はなぜ対立するのか? 二人を中心として交錯する人々の葛藤と衝突の向こうに見えた、ある一つの答えとは――? 滑稽なのにほろ苦く、そして切ない、日韓の不器用な若者たちによる異色の青春群像劇。
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