厨子の祝宴
最終更新:2021/9/9
作品紹介
現在、求職中の志摩は、母の実家の村で行われる〝厨子の祝宴〟を執り行うために帰省していた。 厨子は、四年に一度、当番家である六つの家を巡る。 次の当番家に移動する際に、村民一同を集めて盛大に催されるのが、〝厨子の祝宴〟だ。 幼馴染で、十数年ぶりに会う羽黒奏斗と共に無事、儀式は執り行ったのだが、次の当番家である羽村家が、「もう、こんな風習はやめないか」と言いだした。 総領娘としての意見を求められたが、答えられない志摩は、結局、厨子を回せずに手元に置いてしまう。 その日から、異変が続き……。 村は。 混沌に飲まれていく……。 ※全部で10万字ちょっとで完結となります。 毎日更新予定ですが、お休みするときは、近況ノートでご連絡いたします。
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