天正8年、時代は過渡期だった。父祖伝来の領地を守る『中世武士』は『戦国武者』に斃されていった。 —激しい世の流れに、門閥は崩れ、人は功名を求め、戦場に命が消えていく— 「この女、3貫文!」没落した家を背負って政略結婚を控えた姫、夕子は市で美しくも珍奇な女を買う。 そして婚礼の夜、白無垢に包まれたのは、3貫文の女… これは、 足軽から大名へのぼりつめる夫の背中越しに、迷い込んだ修羅の道を見つめていく女の物語。 ※大きな歴史改変は無く、本能寺の変〜織豊期、大坂の陣〜徳川幕府の黎明期を目の当たりにし、苦悩し、生きていく物語です。 ※この小説はフィクションです。
更新:2022/3/27
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