170万文字を超える超大作です。
少女と転生者の青年が一つの体を共有して戦うファンタジー系で一騎打ち中心の戦記モノです。
伏線がすごくて意味のないと思ってた描写が回収されていくのはすごく気持ちよかったです。
しかしながら通常サイズの単行本なら約25〜30冊にもなる超大作な為、特にプロローグに当たる部分も戦争突入前の導入もとにかく長いです。
後から見直せば全て意味のある描写だったとわかりますが、戦記モノを読みに来た人がその前に脱落してしまわないか心配なレベルとなっています。
私がこの作品を読んでいて良かった点としては、なんか無理のある展開だなって思った際にちゃんとその無理を通したい理由とその代償を書いてくれるのでリアリティ感がでていいと思いました。
読み応えのある剣と魔法のファンタジーを読みたい人にぜひ読んでいただきたい作品です。
追記 キャラの死亡が発生する作品です。 ほぼ全てのキャラが死ぬ可能性があると思って読んでください。 (実際には初期からのキャラは半分くらい? 生き残りますけどそれはネタバレなので)
登録:2021/7/19 01:52
更新:2021/7/23 17:15