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@オノログ
月の発する光や色の他に、それぞれ各一色ずつそれぞれの色付けがされており大変、大変美しいです。
上質なクラシック・セレナーデを聴いているような上品な本作品。
さあ。
飲み物を手前に置いて、ちょっとだけそこの窓を開けて、月をあなたの頭の上に添えれば準備万端です。
真夜中の少し涼しい空気を吸いながら、喧騒を忘れ読み耽りたい──そんな掌の中の小さく深いお話たちに、癒されてみませんか。
登録:2021/8/7 07:24
更新:2021/8/7 07:24
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こちらは佑佳《なつ色のふみ販売中》さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
お狐さまの比喩表現が優しくてまあるくて、ほんわかとしました。 一度だけ召し上がったなんとも甘美なお供えは、はたして再びお口に入りますやら?
まるでステンドグラスに描かれているような描写──これは何度かご本人様へワタシが投げ掛けた告白文です。 すべてを通すと、長い絵巻物をずっとずっと静かに眺めているような心地でした。 種族が異種であろうとも、歩みより話し合いわかり合うことの大切さをこの物語は教えてくれます。 はとりさんの代表作と銘打っても良い一作です。 世界がきちんと確立し、決して極端に難しい言葉を使っていないので何度でも没入できる世界観だと思います。 最高なのは、この物語にピンと張られ続けている揺るがぬ集中力でしょう。 ファンタジーが苦手でも、深くのめり込めたワタシが言います。