人によって『文字』の見え方はさまざまです。
ーー文字は『情報』だから、それを見て『何か』を感じることはない?
いいえ、一部の人にとって文字は『音』に変わります。
筆者は『頭の中で文字を読み上げる機能』を持っておられます。
しかも、文字の種類によって『音声』が変わるのです。
小説なら作風によって女性的であったり、男性的であったり。
キャラクターの声なんて、自身の中でピッタリなものがあるため、アニメ化した際には困ることもあるのだとか。
この機能が『普通のこと』だと思っておられた筆者は、お知り合いにこれは『特殊なこと』なのだと気付かされます。
ーーでは、どれほどの人が『読み上げ機能』を持っているのか?
それが気になったため、こうしてエッセイにまとめられました。
感想欄はまさに千差万別なご意見ばかりで面白かったです。
本文と合わせて読まれることをオススメします。
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1600字ほどのエッセイで、とても興味深い内容でした。
私自身、基本的に『文字はすべて』頭の中で読み上げています。
それは朗読劇のようであったり、アニメ映画のようであったり、その時々で変わります。
こちらの感想欄では、筆者や私と同じような『読み上げ機能』を持つ方もいれば、また違った『読み上げ機能』を持つ方々の『頭の中』が言語化されていました。
読後にご自身の『頭の中』がどうなっているか、一度考えてみるのも面白いと思います。
登録:2021/8/20 22:16
更新:2021/8/20 22:17