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@オノログ
二人の舞いが圧倒的に美しい。
切なく、優しいお話です。
出てくる人たち皆が互いを思い合っているのがわかる優しい優しいお話。
見るひとによって姿を変えるという姫神さまも、このお話の登場人物たちを通してみるといつもとても美しく、それも彼ららしいなと思います。
登録:2021/7/10 14:47
更新:2021/7/23 17:15
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こちらはaruhiさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
5月の新緑が輝きだす頃、雨の気配がしはじめる6月になると、毎年思い出します。そして会いに行きたくなるそんな物語です。 14歳になったウェルウィンは魔女姫ミュリエルに招かれ、リーブシエールへ行くことになります。 少女が触れる景色の一つ一つが美しく、垣間見る狂おしいほどの愛情も、いっそ神々しい。 そしてどんな場面も、無邪気で優しいウェルウィンが愛らしく救われます。 銀の雨降る白い野茨のうつくしの庭へ、この季節にぜひ足を運んでみてください。
儀式の場面が、ものすごく美しかったです。 踊るたび、歌うたび、手繰り寄せられ、色がついていく様が、目に見えるようで、とても鮮やかでした。 みんなの友情も、憧れも、尊敬も、そこからくる悔しさや嫉妬も、ひたひたと感じられて素敵でした。