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ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける

学校転移ハードモードTA

人を選ぶ良作。学校単位の異世界転移もので、なかなかダークな作品です。 オークの襲撃を捌き、死体を踏み越え生存者を集めていき、並行してコミュニティの問題に突き当たる、 サバイバル、パニックものに近い文脈で物語は進んでいきます。 読んだのは一区切りの60話まで。 作者の方は、ラノベ作家の瀬尾つかさ氏の別名義だそうで、同作者のスカイ・ワールドは読了済み。 作中世界のシステムとして、スキルポイント制のRPGのような形が採用されています。 白い部屋というギミックが特徴的で、敵を倒してレベルアップする際に飛ばされるのですが、 そこでは時間経過はない扱い、付近の仲間も一緒に飛ばされる仕様でスキルを取る相談や作戦会議、 精神的な立て直しが行われて、主人公たち生存の説得力の一助となっています。 でも味方が増えて、レベルアップのペースが早くなると雑に飛ばされる事も多くなります。 面白いと思った点が、レベリングペースがそれっぽく、ゲーム好きから見ても違和感がない事。 命からがらで敵から経験値を得ていたのが、徐々に味方の強さや装備が改善されて、 稼ぐための獲物になっていく所が描けています。 また、転移ものとしては結構なハードモードなので、そういうのが好きな方にも。 気になったのが、言うほど天秤にかけていない所ですね。 大半は手探りでスキルを取っていて、先を見越して悩む事はあまり無いです。 考える、悩む場面はあっても等価の選択肢を比較するのではなく、何だかんだ正解がある印象。 作品紹介にある「自分ひとりで生きる」という選択が、ほぼ選ぶ余地がないのが典型でしょうか。 あとはまあ下ネタが多い。排泄ネタはどうしているか一言くらいは言及があって良いですが、 何度も繰り返されても……と思ってしまいました。 総じて、尖ってはいるものの、プロ作家なだけあって品質には問題なしです。 ただ重くて余裕のない展開が続くので、キャラでもギミックでも何でも良いのですが、 最初の区切りまでどこか惹かれる点がなければ、最後まで読むのは大変かなと。 個人的には、重さに対してカタルシスや引きが薄く感じたので、 この辺りまで、というのが60話でした。

3.0
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yadori

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