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ジャンル:ファンタジー

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風が伝えた愛の歌

ある少女に出逢い、心境に変化の訪れた主人公。彼の探し求めた答えとは?

【簡単なあらすじ】 ジャンル:異世界ファンタジー 故郷を失った青年があるものを探すため、一人で旅を続けていた。しかしある日、野営をしようとしていたところ自分を”かえして”くれる人を探している少女と出逢う。この出逢いが青年の心に変化をもたらしていく。果たして主人公は世界を救えるのだろうか? 【物語の始まりは】 全てを失った青年が、死ではなく生きろと言われて見知らぬ場所に飛ばされた(?)ところから始まるようだ。 本編に入るとモノローグにて彼のいる場所がどんなところで、現在の状況や境遇などについて語られていく。その先で、彼はある少女と出逢うのだった。 【舞台や世界観、方向性】 ”長剣と、剣鉈と呼ばれる大きめの重いナイフ”を主人公が所持していることから、ファンタジーだと思われる。 回想により、彼の境遇が詳しく語られていく。 【主人公と登場人物について】 主人公は故郷を失い追われる身となった青年。彼が何故、故郷を追われることとなったのかいついては物語の中で明かされていく。(あらすじにもあり) 少女は自分を”かえして”くれる人を探している。二人の出会いは主人公にどのような影響を与えるのだろうか? 一章では辛い目にあった主人公だが、何も悪いことだけではなく、世の中には手を貸してくれる親切な人もいるようだ。しかし生きるか死ぬかのハラハラドキドキするような展開も待ち受けているようである。 【物語について】 ”生きろ”と言われ、何処かへ飛ばされた青年。もう彼に戻る場所はなかったが、何処へ向かえばいいのかもわからない状況であると思われる。 街道に向かおうとしたが、日が暮れてきたため野営をしようとしていた彼。野営の場所を決め、薪を集めに行って戻ると先ほどとは少し様子が違っていた。耳に入って来た歌声、それは洞穴の中から聴こえるようであった。ここで主人公はある少女と出逢う。 少女は自分のことを”ちゃんと”主人公である青年に話しているのだが、ここで少しすれ違いが起きる。これは伏線なのかも知れない。主人公の人の良さの分かる場面でもある。 主人公の境遇が明かされると、何故彼が旅をしているのかもわかって来る。彼にも探しているものがあったのだ。だが明確な”なにか”を探している少女とは違い、彼は答えすら分からない。だからこそ旅を続け、それを探しているのだろう。一章は序章に過ぎず、ここで見つけることができるのは少女だけ。果たして主人公は、探しているものを見つけることはできるのだろうか? 【良い点(箇条書き)】 ・二人が出逢った理由に何か意味があるのではないか? ・曖昧な目的で旅をしていた主人公は、少女に出逢うことで確かな目的を持ち始める。 ・彼にあるのは”意味”を突き止めることなのではないか? ・伏線の回収の仕方。 ・情景描写がとても丁寧。 ・主人公の性格が分かりやすくブレない。 ・表現や言葉を巧く使っているように感じた。 ・一気に謎が分かるわけではないので、その先を知りたい気持ちにさせる。 【備考(補足)】12話まで拝読 【見どころ】 故郷を失い、あるものを見つけるために何年も一人で旅を続けていた主人公はある日、自分を”かえして”くれる人を探している少女と出逢う。彼女の両親はどうやら近くにはおらず、ほうって置けなかった主人公は近くの人里まで送ろうとした。だがその日は時間も遅く、一緒に野営することにしたのである。この出逢いが主人公にもたらしたものは、仮に一時的ではあっても孤独からの解放だけではなかったに違いない。彼女と一緒に居ることで吐き出せなかった想いや、自分自身の気づけなかった部分にも気づいていく。主人公の感情の変化は見どころの一つだと言える。 一章では少女の探していたものが見つかり、彼女は主人公と共に行くことを選ぶ。ここからが本当の旅の始まりなのかもしれない。この先二人にどんな試練が待ち受けているのだろうか? 二人の行く先をその目で是非、確かめてみてくださいね。おススメです。

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crazy's7

天翼の抵抗者(レジスタンス)

悪魔と契約を交わした人類の、天使との壮絶な戦いがここに始まる!

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ローファンタジー 栄華、高度文明を築いた人類は、神に対する信仰心を失った。勝手ばかりする人類に失望した神は人類を滅ぼすために天使を遣わす。攻撃により虐げられ数を減らした人類だったが、そんな天使たちに立ち向かう者たちが立ち上がった。悪魔と契約を交わして。天使対人類の壮絶な戦いがここに! 【物語の始まりは】 この世界の状況説明から始まっていく。あまり見たことのないタイプの物語であり、攻めてくるのは天使、味方につけるのは悪魔である。序章一話に入ると、ある姉弟の話となる。姉は抵天軍の曹長。彼女の視点から戦場の様子などについて語られていく。果たして彼女は無事に帰還できるのだろうか? 【舞台や世界観、方向性】 天使対悪魔という物語はよく見かけるが、悪魔を味方につけしかも信頼関係が築かれている形で、天使と戦うという物語は異色なのではないだろうか? 神が人間を作ったとしても、失望したからと言って人間を全滅させようという横暴な神もまた異色かもしれない。つまり、オリジナリティに溢れた設定の物語だと言える。 22世紀を目前としたある日、神からの使いである天使が信仰を忘れた人類に神の言葉をつげる。それは破滅への一歩だったに違いない。天使の攻撃により数を減らした人類。彼らは細々と生きるしかなかったが、天使の攻撃を受けてから50年後、天使の支配を良しとしなかった者たちが立ち上がる。この時代が舞台である。 【主人公と登場人物について】 この物語は群像劇であり、序章一話目では女性の視点であることから主人公視点に入る前にこの物語の背景(世界観)などが明かされていくのだと思われる。 本編に入ると主人公視点となり、彼もまた姉と同じ道を目指すがその理由は違っていた。主人公の物語では兵学校から始まる為、人がどうやって悪魔と契約するのかも明かされていく。 【物語について】 臨場感のある物語だと感じた。天使の攻撃を受けてから50年後。ある姉弟の姉の戦う姿から始まっていく。生きるか死ぬか。仲間たちと連携を取り、戦っていく姿に緊迫感がある。常に味方が生き残るという物語ではなく、戦いの激しさが伺える。戦勝は綺麗ごとではないということを改めて感じる物語でもある。 プロローグでのメインとなるのはアマミヤ姉弟の姉。彼女の視点からは天使との戦争がどのようなものであるのか明かされていく。この物語は、正にサバイバル。一瞬でも気を抜けば待っているのは死のみ。悪魔と契約していても、無敵ではない。連携を取り、必死で人類を守っているのが彼らなのだ。しかしどんなに力を尽くしても失われる命がある。天使たちには情もなければためらいもないからだ。その中で、なんとか生き残った弟が本編の主人公。ある理由から悪魔と契約して力を手に入れようとするが、彼の契約した悪魔は”特別”なものであった。彼は人類を救う光となるのだろうか────?! 【良い点 (箇条書き)】 ・プロローグにあたる部分は、天使との戦いがどのようなものか分かる部分ではあるが、息もつかせないほどの戦いに次ぐ戦い。それは臨場感と生きることへの必死さを感じるものである。 ・主人公は目的があり兵士を目指している。その強い意志を感じる。 ・悪魔との契約が上手くいかなかった主人公が、力を求める経緯、心境の変化の部分の流れが良い。 ・全体的に臨場感のある物語だと感じた。 ・戦闘シーンが凄い。 ・感情の表現の仕方が素晴らしい。人々の感情が生々しく伝わって来る。 ・涙なくしては読めない作品だと思う。 【備考 (補足)】8ページまで拝読 【見どころ】 少し名前のある人物が多めなので混乱する部分もあるかも知れないが、戦闘に臨場感のある物語。全体的に戦闘シーが多めで、戦争とは気が休まる暇などないのだという気持ちになる。設定が細かく、世界観は分かりやすい。そのうえ、善として悪魔と契約して天使と戦うというのは珍しいスタイルだと思われる。そして天使が得体の知れない恐怖があり、目的も分からず謎な部分も。その為、これからその部分が明かされていくのでは? という期待感もある。 そして行方不明となった人物ついても謎が多い。この物語は、それらがこれから明かされ、深みが出るのではないかと想像する。 何故彼女は、行方不明になったのか。起動しない宿天武装には何か秘密があるのでは? 主人公は人類を救えるのだろうか?  まだまだ謎の部分の多い物語。これからどうなっていくのだろうか。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?おススメです。

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crazy's7

月影の王子と太陽の少女 〜捨てられた貴族の少年は、スラムで自分だけの宝を探す〜

主人公にとっての”金で変えないもの”とは? 親に捨てれ貴族からスラム暮らしに堕ちた彼の見つけた答えとは。

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ハイファンタジー 主人公は女好きな王の妾の子。13歳のある日、”金で買えないものを探せ。それまでは国に帰ってくるな”と言われ、砂漠に捨てられてしまう。死にかけていたところをスラムの人間に拾われ、ギルドで依頼を受けながら”金で買えないものを探す”日々が始まる。果たして彼の導きだす答えとは? 【物語の始まりは】 主人公が父に一振りの剣といくばくかのお金だけを持たせられ、砂漠で投げ出されるところから始まっていく。家に帰ることができる条件は”金で買えないものを探し出すこと”。それが何を差し示すのかもわからないまま。13歳の少年は、女好きの父親にである王に振り回された挙句、理不尽にもその辺に置いて行かれたのだ。主人公は父の要望を叶えられるのであろうか? 【舞台や世界観、方向性】 魔法の存在する世界。 世界には四つの国があり、神よりそれぞれ別な加護を受けている。 彼には秘密があるようだが、一般的には黒目を持つものは魔法が使えると言われている。 【主人公と登場人物について】 父親は女好きで子だくさん。あまりまともとは言えないようである。しかし主人公は父と違い常識的な人物であり頭の回転も良さそうな印象。 妾の子であり、兄たちに毒を盛られなど人を信用できなくなる経験を数多くしている印象。愛想笑いも苦手であり、真っ直ぐだが人づきあいは得意とは言えないようだ。 この物語では、父の視点から真実が語られている。主人公の知らないことが多いが、何故彼がこんなところで投げ出されたのか? そしてまた救出されたのかも明かされている。 【物語について】 主人公は父親に馬車から投げ出され、瀕死のところを助けられた。目が覚めたらスラム街であった。そこで命を狙われたり、理不尽な目にあっては来たが、自分が恵まれていたことに気づく。そしてスラム街に暮らす人の温かさにも触れるのだ。主人公は自分が何故あんなところで捨てられたのかを知らない。しかし父親を一発殴ってやろうという、負けない心は持ち合わせている。 ”金で買えないものを探せ”という答えの確定していない条件であるが、彼はそれを探そうとしていた。だが国に戻るにも旅費が必要。まずは働くことにしたのだった。 【良い点(箇条書き)】 ・とても読みやすく、何故主人公が親から捨てられたのかも早い段階で明かされているので、主人公を応援したくなる。 ・親や周りの思惑に気づかぬまま、勘違いなどをし強く生きていく。 一部真実を知って、成長を遂げる部分も。 ・主人公は力や技よりも、人として成長していく姿が素敵だなと感じる。 ・群像劇であるが、良いタイミングで他の人物が何を考えているのか分かっていくのがとても良い。 ・主人公は親に捨てられてしまうが、その後に出逢った仲間たちや人物たちがとてもいい。良い影響を及ぼしているのも伝わって来る。 ・愛を受けられない環境で育ったが捨てられたその後、人の優しさや思い遣りに触れ、スラムというところでありながらも正しく、そして思い遣りを持った人物に変わっていくのが素敵である。 【備考(補足)】第15話 赤き狼と堕ちた月 後編まで拝読 【見どころ】 主人公は不遇な境遇で育つ。人の手によって運命を変えられてしまった人物でもある。一見不幸のどん底に見えるが、彼は目に見えないものに恵まれていると言える。皮肉にもそれは、親から捨てられた後に明かされていくものであり、受けられるものでもある。自分が期待されていることも知らず、過酷な環境の中で自分の力で生きぬこうとする彼。スラムという場所は、彼にいろんなことを学ばせてくれる場所でもあるように感じる。それは人の弱さだったり、貧民と貴族の違いだったり。愛情を感じられる環境ではなかったとしても、今まで自分がどれだけ恵まれていたのかにも気づく。 父に課せられた課題”金で変えないものを探せ”。それは彼にとって一体どんなものなのだろうか? いろんな体験をし学び、考え、その先で導き出す答えとは? 果たして主人公はどんなラストを迎えるのだろうか。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 主人公の行く先を是非、その目で確かめてみてくださいね。おススメです。

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crazy's7

【本編完結】幼神はまだ夜明けを知らない ―終末を招いた男の息子、歴代最弱の救世主になって異世界救済でリトライする―

チートなし。ステータス・オープンなし。だがそこに、ヒューマンドラマあり。

 父親が遺した謎のウイルスによって、ゾンビが蔓延し荒廃した地球。日本で必死に生き抜いてきた彼は、抵抗虚しくゾンビに噛まれ、薬を呑んで死んだ。  だが、その先で待っていたのは管理者と名乗る不思議な少女。彼女は異世界にまでゾンビが召喚されてしまった事を語り、倒して欲しいと告げてくる。こうして貴族の一人息子・ウェスティンとして転生した彼は、異世界でまで父親の尻拭いをすることに……?  舞台はゾンビが召還されてしまった異世界、エリス国。  その地に神に選ばれし勇者──神託者として転生したウェスティンでしたが、五歳という年齢のせいか勇者としての力はまったく開眼しておらず、冒頭から苦悩を重ねます。  いわゆる異世界転生系ファンタジーなのですが、昨今よく見られる作品とはまったく趣が異なります。  チートなし。(むしろ弱い)  ステータスの概念なし。(冒険者のランク表示はあり)  所々ほのぼのとした展開もありますが、シリアス・ファンタジーといえば雰囲気が上手く伝わるでしょうか?    作品の魅力はなんといっても豊富な登場人物と、各々がしっかりとした意思を持って動くヒューマンドラマ作品であることです。  また、筆者の文章力、表現力が非常に巧みで、ウェスティンの心情と時々一体化してしまうほど。  多くの出会いと別れ。様々な困難を乗り越えた末に冒険者となったウェスティンが遭遇する「聖クレスタット編」におけるラストバトルでは、思わず「頑張れ!」と拳を握り締めてしまいました。  その後で訪れる辛い別れ……。  ゾンビ化という現象を、作品のテーマとして上手く落とし込んだ展開と、「兄」としての役割をウェスが託される結末に、じんわりと涙しました。  この先もまだまだ続くウェスティンの冒険活劇を、見届けてみませんか? 五歳とは思えぬ (まあ中身は青年なので笑)彼の人間臭い魅力と、個性的なサブキャラクターたちの虜に、きっとなってしまうことでしょう。

5.0
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木立花音(こだちかのん)

Save Us From Dream

ダークすぎる濃厚ファンタジー。その臨場感に思わず目を覆いたくなる!!

最新まで拝読させていただきました。 こちらの物語は、「大崩落」という世界の変貌から巻き起こる地球を舞台にしたダークファンタジーです。 地球と言えど、舞台は現地球とはかけ離れている異世界のような世界で、魔法や様々な種族が交わり暮らす舞台となっています。 そこでひたむきに暮らす「紫蘭」というまだ小さな一人娘を持つ若い母親が主人公のお話です。その主人公自体にかなり謎が残されたまま話が進むので、ハラハラドキドキ、そして少しずつ解き明かされていく謎に「そういうことだったのか!」と思わず唸ってしまいます。 ダークファンタジーと一言では言い表せない濃い過ぎる世界となっており、グロテスクな描写がかなり目立ち、その濃厚過ぎる世界へいい意味で引きずり込まれること間違いなしです。 まずオープニングが圧倒的戦闘描写に圧巻。もう最終章かな?というぐらいな力のこもったリアルで疾走感がある描写で、思わず声が出そうになります。 登場人物もメインな人物は主役を含め女性6人程しかおらず、それぞれがかなり個性が強く、そのシーンごとに濃い行動をしていくので、内容もかなり頭に入って来ます。 基本的にその人物の1人称として話が展開していくので群像劇に近い感覚で読めるのも魅力的な一つだと思います。 全体的にかなりシリアスな内容になっており、目を覆いたくなるような戦闘シーンもかなりあります。いや実際見てるわけではないのですが(笑) それ程に戦闘シーンがもう本当に度肝を抜く!!臨場感がすごい!! そして心理描写もかなりあり、全ての登場人物の背景や思いが事細かに表現されており、作者さまの知識量、文才にもかなり尊敬を抱いてしまいます。 人物の容姿や性格、趣味嗜好など、事細かさにも圧巻!(本編で記載あり) だからこそ、かなり細部にまでこんな風に物語を表現できるんだろうな~と思いながら読んでいました。 こちらの物語とは別で短編「ライブラ」があるのですが、そちらを先に読んでこの本編を読むと更に楽しめる事間違いなしです。 まだまだ謎の多いミステリー要素も強く、黒い濃厚な世界が好きな方、浸りたい方にぜひおすすめした物語です。とても大好きです。 犠牲から何を得るのか。 優しさとは欠け離れているこの世界。そんな場所へ足を一歩踏み入れてみると、自身が生きる世界もまた違った視点で見えてくるはず。 そんな素晴らしい気付きを与えてくれる本作です。

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凛々サイ

魔術師のお仕事

今日もお仕事お疲れ様です。本当に。

 魔術師という仕事があるのが当然の世界観。若干飯テロ要素があるのが注意点でしょうか。  思いっきりファンタジカルな設定なのに、そんな職業が当然のようにある現代社会で、本当に普通の仕事として魔術師をやってる主人公真那。  大変だけど同僚にも恵まれ、残業にノルマに各種対応。もうまるっきり普通の仕事。だけどもメンテナンスとは、悪魔との契約の維持管理だという。  魔方陣を書いて、悪魔の僕を呼び出して、契約についてのやり取りを…とここだけ切り出すのファンタジー感ありありなんですが、やってる事は契約している会社のテクニカルサポートに連絡して、質問や問題点の対応をしてもらうという感じ。  家にはもう寝に帰ってるような。いやあほんとお疲れ…!  そんな彼女には、良き隣人として付き合いのある若月という男性がいるのですが、あれれ、この人もしかして?  仕事と私事という日常を描いた物語ではありますが、本人たちは知らないけど読者だけは勘づく二人の関係に、微かな運命(?)みたいなものを感じたり。    ハロウィン時期の二人の生活の様子。世界観を含め面白いので皆さんもぜひ!

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MACK

TS悪役令嬢神様転生善人追放配信RTA~嫌われ追放エンドを目指してるのに最強無双ロードから降りられない~【書籍版&コミカライズ発売中】

全然RTAしないくせに最強化へのRTAが凄まじすぎてどんな週間世界の危機も原作キャラたち巻き込んでまっすぐ進んで殴り倒していくくせになぜかたまにあま〜い展開もある熱血ギャグ小説(ネタバレありだけどそんなに触れない)

男であった主人公は落雷で死んだものの、死に方が特殊だったため転生されることに……まではいつものなのだが。 神が天界の責任問題をどうにかするためにとある依頼をする。 「悪役令嬢にTS転生して実は善人なのに追放される様子を配信でRTAしてもらう」 「なんて??」 神界では転生者のセカンドライフを配信サイトを通して見るのが大流行。 そこで視聴数がとれそうなこれをやらせ責任を有耶無耶にしようとしている。 見返りは完走した時に全てを持ったサードライフが用意されることに。 恋愛ゲーム世界にTS転生し初見RTAというむちゃを視聴者の神たちのコメントで導かれながらやる……はずが。 舞台の魔法学園から始まる。 ……主人公が禁呪をもち同級生たちを全員ボコボコにしたところから。 この主人公、本当にネジが全て抜け落ちて中身が全て抜けている! なのに戦闘に関することになるとあまりに賢くなり神たちごと全員をビビらせる。 追放RTAと真逆に突っ走るようなあまりに根の善さと本当に狂ってる混沌さがあわさり自称悪役令嬢の行進は止まらない! 凄まじいガバで追放から遠ざかりより親密度高まる! 煽り耐性ゼロの主人公があらゆる敵を右ストレート(魔法)でぶっ飛ばしていく! 普段全員狂気のギャグ空間なのに激アツの展開で世界を救う! コメント欄でマナーも煽り耐性もゼロの神たちが殴り合う地獄(天界)! なのに世界がデバッグレベルで深掘りされ新たな部分が見つかり主人公も神たちもガチの困惑! むしろ世界が神たち側にすら侵食をしてきて……? 最高に楽しくバカバカしくなのに読後感はスッキリで面白い! なのにTS要素恋愛要素もあったりして……?(小説内原作は恋愛ゲームなのでね!) 圧倒的エンタメ爆笑熱血少年少女小説だ!!

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チル

瑠璃色の宝石〜記憶を無くした少女の契約と正体の謎〜

今まで秘密を一人で抱えていた少女が、その秘密を明かす時。物語は大きく動き始める!

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ハイファンタジー 主人公は記憶を失い、孤児院で暮らす少女。ある理由からずっと避けていた『祭事の補佐』引き受けることになり、日常は変化していく。主人公の抱える秘密とその正体とは?  【物語の始まりは】 意味深な言葉から始まっていく。続いて「神の怒り」と言われる歴史に刻まれたある出来事。少女の幼い時の記憶だろうか? ある契約をさせられるところから始まっていく。これが主人公の人生にどう影響を及ぼしていくのだろうか? 【舞台や世界観、方向性】 『フェガロフォト国』が舞台。剣術と魔術、それと唄で広範囲に及ぶ魔術を展開する”トラヴギマギア”と言う、音術が存在。(あらすじより) ひと月が60日で6か月で一年が終わる世界。 11歳で社会に出ていく仕組みである。 いろんな祭事があるようだ。 貴族や王族などがいる世界観、魔道具や魔法も存在する。 【主人公と登場人物について】 アクティナ大聖堂の孤児院で暮らす少女が主人公。10歳となる年に司祭より『祭事の補佐』をやるように言われる。それまで避けてはきたが、今回はある事情により断ることが出来なかったのだ。 主人公が嫌がるほどの”補佐役”とは一体どんな仕事なのか。主人公はあまり人とコミュニケーションをとるのが好きではないようだ。それは人見知りでもあるのかも知れないが、他に大きな理由がありそうである。 その後、彼女の秘密が明かされていき、何故補佐役をやりたくないのか理由も分かる。彼女はとても繊細であり、自分は傷ついてもいいから誰かを悲しませたくないという強さと、優しさを持つ。自分に関係する人物が傷ついたりケガをしたり、罰せられたりすることに心を痛めてしまう。 それは彼女の契約によるものであり、親しい人を作ることでその人たちを悲しませていると知っているからのようである。 【物語について】 主人公が6年間避けてきた”補佐役”をやらなければならなくなり、そのことが日常を変えていく。補佐役をこなすにあたり、ある事件が起きてしまう。それは彼女が隠したいことでもあった。その秘密が明かされた時、それに纏わる世界観も分かっていく。 一難去ってまた一難。主人公が抱えているものが明かされたのち、今度は別方面で事件が起こるのだ。 【良い点(箇条書き)】 ・物語の世界観がしっかり設定されており、説明も丁寧。 ・主人公の抱えている事情がゆっくりと明かされていくため、謎が多く先が気になってしまう。 ・登場人物それぞれに個性がある。 ・主人公にスポットがあたっており、彼女がこの物語においてどんな役割を果たし、どんな影響を与えるのか非常に気になる。 ・主人公の人柄が伝わって来る。 ・彼女の失った記憶とはどんなものなのか、謎の部分が興味深い。 【備考(補足)】14ページまで拝読 【見どころ】 主人公は孤児院で暮らす少女。ずっと避けていた『祭事の補佐』をやらねばならない状況となり、それまでの日常が変化していく。補佐役を務めるのはそう簡単ではなく、事件なども起こる。彼女の日常を通して、この物語のオリジナル設定部分や世界観、彼女の人となりや周りの人間について明かされていく。 主人公は孤児院に来る前の記憶を失っており、ある秘密を抱えていた。『祭事の補佐』を通して、その秘密が明かされ、彼女の力についてもわかって来る。ただの孤児でないことは明らかだが、果たして彼女の正体とは? 拝読部分ではまだまだ謎がありそうである。彼女はこの先どんな人生を歩んで行きのだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? この物語の結末をその目で是非、確かめてみてくださいね。お奨めです。

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crazy's7

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小説家になろうファンタジー短編完結

魔法少女になるからわたしと契約してよ

法律ヤクザな魔法少女

オチにニヤッとするが、私もこんな魔法少女はイヤだ。 短編小説に定評のある燦々SUN氏の作品で、安定した文章と構成は安心して読める。 「わたし、魔法少女コントラクターまりん! 父は弁護士母は詐欺師。愛読書は六法全書! 今日も、無法地帯出身の蛮族達に契約の恐ろしさを教えちゃうゾ☆」(本文より引用)

小説家になろうファンタジー連載:53話

バズれアリス

ファンタジー×現代×配信で希望を見出すお話!

ネタ全振りのタイトルから想像のできない王道と熱さと恋のお話。あと13万文字とかなり見やすい。 なんやかんや王国から無実の罪で不毛の地へ旅へ出された勇者的な聖女が、不思議な鏡を見つけたら現代(コロナ下)の料理屋に繋がって……? さらに想われるほど強くなる能力は現代の配信稼業とぴったりで……? 鏡を挟んだ現代×ファンタジー異世界交流に、きっと希望が見つかるはず。 あとタイトルから想像つくことはだいたい回収してくれます。

小説家になろう恋愛連載:154話

絶対呪ってやるからな!【番外編更新中】

暴走沸騰系女子・メイジーによる!拳で☆母を探して。 第一の手段候補は呪いのモトを手に入れる事から

下町で元気に給仕に励む母子家庭の子メイジーは、サバサバした赤毛美人。だがある日突然、下町を謎の高級馬車が走り去った後、家の部屋は血だらけで、もぬけのから。どうも母は攫われたらしい?メイジーは誓う。絶対許さない!下町の隣人たちの諫言をお供に、ちょっぴりニワト…たんじゅ…激怒したメイジーはノンストップで暴走を始める。貴族にツテ?下町にあるわけないじゃ無い!そんな時は呪いがマストって聞いたわ!材料を取りに行くわよ!← これは、たいがい拳で解決しようとする(注・うら若き女性です)メイジーをひょんな事で知り合った美麗な兄と妹が必死に止める?物語。 竹を割りまくってもうスパーン!スパーン!言ってそうなメイジーが爽快。 悩んでる事が小さくかんじる…よしがんばろ!と思わせてくれる、ストレスが飛んでいく小説です。2024年3月中旬の更新ここ数話で、お母さまと再会した今が読み始めるチャンス!