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ノベルアップ+ファンタジー連載:114話完結

女神の白刃

戦が変わる。 剣が変える。 力を宿し、女に宿り、 確率により顕れる、 その名も◆精剣◆、覇の要。 戦が果てて、 世が荒れ果てて、 なお民草に塗炭の苦。 訪れたのは平和に非ず。 世を統べたのは秩序に非ず。 ◆力◆と◆力◆、■欲■と■欲■、求め諍う剣士たち。 悲嘆の野、 絶望の原、 弱きの涙、 強きの傲。 かくも翳りし世を渡りゆく、 旅芸人の馬車一つ。 ◆力◆のさばる只中に、 ◇笑み◇を育み希望を灯す。 ◇愛◇とは押して奪うに非ず。 ◇笑み◇とは押して作るに非ず。 いわんや◇幸◇においてをや。 通りがかった先々で。 時には剽げ。 時には和を説き。 優しさを持ち。 民に寄り添い。 忍ばせたるは――真の顔。 傍には◆精剣◆。 身には◇御流儀◇。 □智□を駆り、◇技◇駆り、■悪■を刈る。 ◆力◆など無為。 ■格■など無意味。 当てねばただの虚仮おどし。 落ち着け。虚を衝け。隙を衝け。 勇気を奮え。 ◇愛◇もて挑め。 頭を絞れ。 裏を掻け。 要の刹那。 ◆抜剣◆の時。 ◇心◇を強くし、 □技□をぞ極め、 □体□もて語れ、 その□信□と◇愛◇。 彼の◇女神◇の宿りしは。 ■運■には非ず。 ■格■にも非ず。 ましてや◆力◆などでもない。 大切なひと。 愛しい心。 認めてくれた、その事実。 ――いざ覆せ。 この一振りに、 全身全霊、 渾身総身、 あらん限りの◇愛◇をぞ注ぎ。 ――その笑顔にて世を照らせ。 ◇女神の白刃◇ 覇でなく、義でなく、理でもなく。 ◇愛◇こそ唱え、征く旅一座。

5.0
  • 作品更新日:2023/11/6
  • 投稿日:2021/7/10
カクヨムSF連載:62話完結非公開

天藍エンゲージ! ー新人女子パイロット空戦記ー

卒業したのに再訓練?! 何者のために戦うか。誰がために敵を殺めるか。 鬼教官が熱く怒る意味。 戦闘機を駆る擬似感覚。大空を征く飛翔感。 碧空。空戦。ときどきホの字? 『天藍エンゲージ! ー新人女子パイロット空戦記ー』 あの日。あの時。あの記憶。

5.0
  • 作品更新日:2022/2/27
  • 投稿日:2021/7/29
カクヨムSF連載:18話

ぽんこつパイロットが空に軌跡を残すまで――

青の中、白の上。 天気晴朗、空を飛ぶ。 ただし彼女は悪戦苦闘。 真っ直ぐ飛ばない(泣)。 はらへった(泣)。 皆さん何をなさって……あ――っ(焦)!! 編隊随一、ひよっこ飛行士。 皆に構われ見守られ。 心温め温められて。 赴く先は――初陣の空。 ゆえに。 この門をくぐる者、 この色を眼に刻む者、 一切の希望を捨てよ。 一切の楽観を棄てよ。 耳に轟、肌に震、心に怯、眼には獄。 青の下、白の底。黒の漂うその狭間。 血の赤、火の赤、業の赤。 弾け、抉って還す先。 還りたくば心にすがれ。 帰りたくば眼を開け。 ここは血と火と業の池。 眼を逸らし、眼を閉じて、逃げた者から囚わるる。 ここは地獄。赤の底。 視ずして帰る、ことは叶わじ。 ■ぽんこつパイロットが、空に軌跡を残すまで―― 塵と還りたくば心にすがれ。 生きて帰りたくば眼を開け。

5.0
  • 作品更新日:2023/9/18
  • 投稿日:2022/7/10
カクヨムファンタジー連載:297話

DEAD END,STRANGLE

奪わんとする。 挫くを覚える。 負けを押し付け金を得る。 ここは場末の闘技場、 食い詰め者の吹き溜まり。 眼を逸らした果て、逃げた末。 望めば堕ちる。 望まれたなら堕とされる。 技を研げど、力で押せども、 勝てば恨まれ、負ければ餌食。 雁字搦めで行き詰まる。 敗者相食む蟻地獄。 『勝ち』なる価値はここにない。 ◆DEAD END,STRANGLE◆ 無駄と無意味の網の目に、 無為と無情が交差する。

5.0
  • 作品更新日:2024/4/25
  • 投稿日:2022/7/30
カクヨム歴史・時代連載:48話完結

Rising -雷神×死神/喪女×魔王-

死神とても神は神。 世の理を守る側。 怪力乱神拒めども、 非正規などと世知辛い。 警官とても人は人。 法と治安を守る側。 人情純情流されたくも、 組織建前世知辛い。 味方とするは埒の外。 片や雷神、その子供。 あるいは魔王、手下なし。 型を外れた相棒は、 なぜか愛嬌満ち満ちて。 されど世間は理不尽で、 涙を流す時もあり。 人の証を噛み締めて、 せめても救いをと走る。 霊なる超常跋扈せば、 物理と摂理で相対し。 裏で蠢く黒幕を、 秩序の下にいざ伏せん。 ◆Rising!-雷神×死神/喪女×魔王-◆ 情と理、殺陣に乗せ、 さても躍動、人のため!

5.0
  • 作品更新日:2021/1/27
  • 投稿日:2022/4/17
ノベルアップ+SF連載:91話完結

ブラックスワン(ノベプラ版)

喪失の虚、胸の裡。 楽園の外、憎悪の地。 ■喪うを知る木偶、復讐に燃ゆ。 □威を知る修道女、混迷を縫う。 どこから来たのか。 どこへと逝くのか。 知恵ゆえに、人は楽園を追われたという。 知恵ゆえに、人は原罪に問われるという。 されど訊く。幸福なるはいかなるものか。 されど訊く。楽園なるはいかなるものか。 そして訊く。知恵持たずして、幸福たるを、楽園たるを、いかに識るのか。 与えられた楽園は、そも意義をどこに持つのか。 与えられた地獄は、では恩讐にて覆せるのか。 神の嘘、教えの空虚、 失い喪い、亡きに泣き。 奪い奪われ、報い報われ、 連鎖と怨嗟が渦を巻く。 力で押せど、 謀り落とせど、 奪うに違いがあるでなし。 憎悪を向ければ憎悪が返る。 糸を引くなら手繰られる。 牙には牙を、謀には謀を。 呪い呪われ穴二つ。 与えた者が、冷ややかに見下ろす。 されど訊く。そも与えた者は、どこから来たのか。 されど訊く。そも与えた者は、どこへと逝くのか。 そして訊く。そも与えた者は、答えを知るのか。 例え外から救われど、 救いを識らねばただの仇。 裡なる救いを求むなら、 無為を壊すか、意義を築くか。 ■ブラックスワン(ノベプラ版)□ 手は手でなければ洗えない。

5.0
  • 作品更新日:2023/6/1
  • 投稿日:2022/7/30
カクヨムSF連載:7話

アンドロイドは七色の涙に濡れる

むせび泣く酸性雨 行き詰まる街並み 朽ちゆく壁を悲嘆が伝い 破れた窓に悲哀が滲む 煙草の煙 低い悪態 伝う涙の色を問う かつての主を喪って 迷いの日々をあてもなく 征くとも知れず 逝くとは悟り されど裡には紛い物 今日も弾丸込め 今日も哀撃ち 哀の向こうに 愛を夢見る 終わりの向こう 愛の逝く先 愛を知り 愛を喪い 哀を負う 見出す愛に 重ぬるは終 狂える歌に 今日も彷徨う 七色は虹 雨の終わり 涙の終わり ■アンドロイドは七色の涙に濡れる□ 惑いの終わり 迷いの終わり 彷徨いの終わり 終わりの終わり

5.0
  • 作品更新日:2023/10/2
  • 投稿日:2022/8/28
ノベルアップ+ヒューマンドラマ連載:18話

ぽんこつパイロットが空に軌跡を残すまで――

青の中、白の上。 天気晴朗、空を飛ぶ。 ただし彼女は悪戦苦闘。 真っ直ぐ飛ばない(泣)。 はらへった(泣)。 皆さん何をなさって……あ――っ(焦)!! 編隊随一、ひよっこ飛行士。 皆に構われ見守られ。 心温め温められて。 赴く先は――初陣の空。 ゆえに。 この門をくぐる者、 この色を眼に刻む者、 一切の希望を捨てよ。 一切の楽観を棄てよ。 耳に轟、肌に震、心に怯、眼には獄。 青の下、白の底。黒の漂うその狭間。 血の赤、火の赤、業の赤。 弾け、抉って還す先。 還りたくば心にすがれ。 帰りたくば眼を開け。 ここは血と火と業の池。 眼を逸らし、眼を閉じて、逃げた者から囚わるる。 ここは地獄。赤の底。 視ずして帰る、ことは叶わじ。 ■ぽんこつパイロットが、空に軌跡を残すまで―― 塵と還りたくば心にすがれ。 生きて帰りたくば眼を開け。

5.0
  • 作品更新日:2023/11/15
  • 投稿日:2022/8/20
ノベルアップ+ファンタジー連載:44話完結

ゼドウィックに花束を

人のためにと心を磨き、 忌まれる力を研ぎ鍛え、 救うためにぞ動けども。 志は師に棄てられた。 義は法に捨てられた。 心は人にすてられた。 いま在るは砂漠、失意の中。 いま在るは監獄、咎の坩堝。 いま在るは謀略、叛旗の下。 力を目当てに誘われた。 利あらば拒む言葉なし。 すべては悪を除くため。 己を悪だというのなら、 悪なる力を束ねてでも、 さらなる悪を誅すまで。 されど悪は、いかにしても悪。 嘘もて欺き。 加虐を悦び。 背くを諾う。 傲慢にて嘯き、 強欲にて貪り、 嫉妬にて乱し、 憤怒にて壊し、 色欲にて耽り、 暴食にて散じ、 怠惰にて遮り、 盗む。 害す。 殺す。 悪を葬るためとても、 悪の跋扈を許すのか。 悪と悪との狭間にて、 光を求めて足掻く者。 心の支えを追い求め、 されど悪には光なく。 ならば、真は唯一つ。 ◇ゼドウィックに花束を 花を捧ぐに相応しく在れ。

5.0
  • 作品更新日:2023/7/26
  • 投稿日:2023/9/10
ノベルアップ+純文学連載:79話

薫る言の葉 〜香水の掌編集〜

薫りはいまを記憶に刻み、 言葉はいまを記録に刻む。 いずれ刻むは鮮烈な、 いまを彩り編む物語。 密かにそびえ立つ孤高。 溢れ寄せ打つ情の奔流。 知性の狭間に覗く野性。 掌で世に意を通す智恵。 語れば薫る。 薫れば語る。 ボトルの意匠に意図を引き、 薫りの移ろいに意図を汲む。 縦の意図にて編む語り。 横の意図にて編む薫り。 いざ言の葉を編み織りて、 いざ薫るいまをぞ語らん。 げに芳しきは言の葉の、 行の間に間に薫り立つ、 意図で編まれた華の蜜。 いま薫る幕が開く。 言の葉で編む物語。 ◆薫る言の葉 〜香水の掌編集〜 さあ、言葉を薫らせろ。 記憶に刻むいまのうた。

5.0
  • 作品更新日:2024/4/27
  • 投稿日:2023/9/10