ナツイロ
身近さを感じるのに、ザ青春、ザ夏な物語。 誰もが共感できて胸の奥をくすぐられると思う。 ショートフィルムのような情景が浮かぶ作品で私は好きです。
- 作品更新日:2020/8/4
- 投稿日:2021/7/10
土下女(どげんな)
最後に泣けるほど入り込んでしまいました。 ホラーの面白い所が詰まった贅沢な作品。 睡眠不足に注意です。
- 作品更新日:2020/8/11
- 投稿日:2021/7/11
摂氏25度のプールサイド
誰しもが描いた夏への期待。 誰しもが抱いた夏への高揚。 届いたギフトを開けたら、幼い頃の光景や若かりし頃の気持ちが広がって、最後に少し夏の残り香と寂しさが残る。 素敵な描写で紡がれた作品でした。
- 作品更新日:2020/8/30
- 投稿日:2021/7/11
三叉路
交差する人間模様をこの文字数で描ききっていることに驚きだ。 短編の妙だと思う。
- 作品更新日:2020/4/5
- 投稿日:2021/7/31
透明色パシフィスト
それは、いつ変わる事のない同窓会の風景。 そこに無い姿に想いを馳せる主人公。 子供の世界は狭い。だからこそ大人の世界の縮図の部分が多い。 「真実はひとつ」なんかじゃない。些細に見える事柄でも、視点が変われば、その世界、その世代の大部分を占める事件にもなる。 少女と視点を重ねた少年は、きっと『犠牲』を抱えて生きてゆく。 私は少女の瞳の中に『犠牲』ではなく『愛』を見た。 人はこれを愛だと感じるのだろうか。 ただの自己犠牲だと思うのだろうか。 成長した少年は過去を。少女は未来を。しかし背中合わせな今を感じさせる。ほろ苦いジュブナイル作品でありながら平和の在り方を問われるような作品。 心を震わせる愛の言葉が、これほど散りばめられた作品を『私は』知らない。
- 作品更新日:2021/4/21
- 投稿日:2021/7/11
雨とパフェ
半端じゃない甘さ。その中にある酸っぱさ。 恋愛ものが苦手な私でも、見え隠れするリアルさが読み進めさせてくれる。 天と地を繋げる雨は、人の気持ちも繋げるのかもしれませんね。
- 作品更新日:2020/6/14
- 投稿日:2021/7/31