ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

ノベルアップ+ホラー短編完結

彼女と一緒にオカ研で相性を占ってもらったら、死相が出てると言われたのでスカートをめくってみた。

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) 思想というのは、顔に出たり黒いオーラが見えたりするらしい。 相性で死相が出ているというのはどういう状況なのだろうか? 占いの内容にもよるだろうか、ちょっと恐怖を感じてしまう物語だと感じた。 主人公は無事なのだろうか?  2 物語は(どのように始まっていくのか?) 嘘でしょ! という始まり。予想外の展開にムンクみたいな顔になった。(俺がである)思わず、えー!と声を漏らしてしまったが、死相が出ていると告げられるところから展開されていく。しかし、どうやら回避法もあるようで? 3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・タイトルではきっと、自分と同じ予想をし意外性を感じた人もいるはず。 ・回避法が酷い! これは何かありそうだ。 ・予想がつきそうで、最後に意外な展開! ・敵かと思ったら……? ・予想はまったく当たっていなかった。 ・主人公の頑なさが面白い。 4 自分が主人公の立場だったら 主人公の根性は凄いと思うが、これも一種の愛情なのだろうか? こういう人と一般的な人の違いというのは”相手の好悪”に対して無頓着だったり、関係なかったりするのだと思う。一般的な心理では、相手の感情が気になるものなのでここまですることはなく、どこかで諦めるのだと思う。 好かれたい<嫌われるのが怖い こういうことだろう。 ただそこまで想いが強いのは素晴らしいと思う。怖いけれどね。 5 物語のその先を想像して この二人がくっつけば丁度いいのではないだろうか? 策士だなと感じた。この後は、乗り込んできて解決だろうか。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?おススメです。

5.0
  • 作品更新日:2020/9/24
  • 投稿日:2021/11/14
小説家になろうファンタジー連載:41話

俺様、帝王。

【物語は】  主人公が見知らぬ土地で彷徨っているところから始まっていく。どうやら記憶もないようだ。そんな彼は、あまり良い暮らしをしているとは言えないが、この世界に馴染もうとしていたようだ。  ある時、ある少年と道端でぶつかってしまう。そのことをきっかけに、自分と因縁のあるやつらから終われ、一時は死にかけた。  だがそんなところを助けてくれたのが、裏道でぶつかった子供だちであった。 【主人公について】  どうやら見たこともない場所に、ある日突然飛ばされたようだが記憶を失っており、自分が誰なのかもわからないようだ。  裏道で人を助けたことにより、合法的に金を稼ぐ方法などを教わる主人公。  初めの仕事は娼婦館での護衛であった。  ここに辿り着くまでの間にも、彼らの暮らす街がどんなところなのか明かされていく。少なくとも健全とは程遠い街である印象を受けた。  彼にとって、自分を助けてくれた孤児院は特別な場所であると感じた。  時に犯罪とされるようなことをしてきた主人公ではあったが、人格が非道というわけではない。 【物語・世界観について】  あらすじより。  何らかの理由で異世界転移した主人公は、生きるためにのし上がることを決意した。この世界では宗教上飲酒が禁止されていたが、酒の密造、密売にをつける。しかし、いろんな対立により革命などが起き、それに巻き込まれた主人公は、帝王への道を進むという物語なのだろうと想像したが、実際は緩やかに物語は進んでいく。主人公が人でなしというわけでもない。  人身売買なども当たり前の世界らしく、人々に活気のないところなのかもしれない。   防具屋などは、素材の良くないものが出回っており、闇商売などが盛んな割には、やはり全体的に貧困なのかもしれないと思った。  魔法系の使える人も存在しそうだが、序盤では出てこない。 【物語の見どころ】  主人公は確かに成り上がろうとはしているが、それが自分の為だけではない気がするのである。あらすじだけを見た時の印象としては、悪がはびこる都市で悪どいことをし結果的に帝王になるのだろうか? と思っていた。  だが作品に触れてみると、主人公は極悪非道というわけではない。  自分を救ってくれた孤児院の人々に恩を返したり、娼婦館の人たちと協力して人身売買をしている奴らを懲らしめようとしたりと、非常に人間的である。  この世界は混沌とはしているが、優しさを感じる物語だ。  読了部分では、ターニングポイントとなる”酒の密造、密売”についてはまだ出てこないが、それを期に物語は新たな展開を迎えるのだと思う。  あなたもお手に取られてみませんか?  彼がどのようにしてこの世界で帝王になっていくのか、その目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。   *備考9ページ目まで拝読

5.0
  • 作品更新日:2021/7/17
  • 投稿日:2022/8/14
アルファポリス恋愛連載:9話

君に会いたい

★どんなことをテーマにした作品なのか? リアルな遠距離恋愛を描いた短編集。 【遠距離恋愛とは?】 恋人同士の居住地の物理的距離が離れた状態での恋愛関係をいう。どの程度の距離が「遠距離」にあたるかという具体的な定義は存在しない。(Wikipedia調べ)日本では、12月21日を「遠距離恋愛の日」としている。 ボッサードの法則というのがあり、男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離は狭まる時うものであり、物理的な距離が遠いほど結婚に至る可能性は低くなるらしい。この物語では、会いたくても会えない切なさを描いた作品なのだろうと想像する。 【どんな物語なのか?】 旅が好きだと言って彼が、一年前にここではない何処かに行ってしまい主人公は彼のことを思い出していた。写真やメッセージや彼の好きだった歌などを聴きながら。主人公は彼とは恋人同士であり、ある約束を信じ彼を待っているようだ。春から始まっていくようだが、果たして彼とどんなラストを迎えるのだろうか? 【好きな所や印象に残ったところなど】 ・主人公が今の関係が変わらないものであるのか? 相手の気持ちが変わらないものであるのか不安に感じているところ。遠距離恋愛の続くタイプと続かないタイプは、信頼関係ではなくマメな連絡なのだろうなと感じる。マメな連絡があるからこそ、安心していられるのだろう。 ・募っていく想いに切なさを感じる。脳に男女の差はないとは言うが、やはり男女では考え方が違うのだろうか? 単に性格の違いなのだろうか。あたらめて恋愛について考えさせられる。 ・離れていると、いろんな出来事を見て思い出してしまうというのが切ないし、共感が持てる。 ・季節ごとに紡がれていくエピソード。まるで気持ちが雪のように積もっているように感じた。 *9話完結 【全体の見どころ】 7000強ほどの短編集。一年前に旅に出てしまった恋人に会いたい気持ちを募らせていく主人公の物語。自分も遠距離恋愛をしたことはあるので気持ちが分かる。何かを見た時にふと思い出が過る。あの時こうだったなと。 遠距離恋愛は確かに切ない。しかし相手のことを想う時間は増えるとも思う。一緒に居るうちは何ということもない毎日だが、離れてみるといかに一緒に居られることが幸せなのか気づくことができる。 この物語では、主人公がいろんなものを見たりして、彼のことを思い出していく。彼との時間は宝物の時間に違いない。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 普段何気なく一緒に居る相手との時間がどれだけ幸せなのか、改めて気づかされる物語だと思います。是非読まれてみてくださいね。おススメです。

5.0
  • 作品更新日:2021/4/22
  • 投稿日:2021/11/14
カクヨム歴史・時代連載:53話完結

一蓮托生(いちれんたくしょう)

 手を取り合って、苦しい時代を超えて行け。  胸が締め付けられるような愛、必死に生きる彼らの物語。 【物語は】  太平洋戦争の終戦の二年後が舞台。  主人公の『かつら』が闇市にて弟のズックを購入し勤め先に急いでいたところ、何者かに体当たりされその反動で購入したズックの包みを落としてしまう。  それを拾ってくれたのが先日勤め先の一つで出会った青年だったのである。この再会が彼女に齎す運命とは? 【物語の舞台について】  戦争にて家族を失い弟と二人、元は家のあった場所に焼け残りの木材やトタンで作ったバラックで暮らしていた。  終戦から二年も経つのにこのような暮らしをしている人が多いことから、復興はなかなか進んでいないということが伺える。暮らしは豊かではないし、モノが欲しくても手に入り辛い。  お金があっても、商品がなくて買えないという経験は現代でも経験したことがあるのではないだろうか?  個人的には卵で経験をしたことがあるので、それが日常的にすべての分野において物資不足であることがどれだけ大変なことなのか想像はできる。  この作品を読んでいて感じるのは、確かに悪い奴もいるが人々は助け合って生きているということ。同じ経験をしたからこそというのもあるが、心は豊かだったし慈愛に満ちているとも思う。家族が大切であるという心が痛いほど伝わってくるのである。 【横澤姉弟】  主人公の苗字は横澤。  この物語では主人公にぶつかってきた人物とその目的が、早々に明かされている。内容を知ると酷いなとも思うが、その手伝いをさせられている人物には同情もしてしまう。  皆が皆、貧困で必死に生きていたのだ。そういう背景があったからこそ、弟は犯罪に巻き込まれてしまったのかもしれない。  この姉弟は互いを思いやっていて、かつらは弟を一人前に育てるため仕事を掛け持ちし働いている。一方弟はそんな姉の苦労を知ってか鉄くず拾いをしてお金を稼いでいた。  だが間もなく、健気に生きている二人を暗転させてしまう事件が起きる。 【物語の魅力や見どころなど】  この作品はこの時代背景だからこそ考えさせられる部分もあるし、切なく胸が締め付けられる場面も多いと思う。  皆が生きるのに必死だった。そういう経緯もあって見逃された部分もあるだろう。(これは主に作中の犯罪に関して)  そんな中で描かれるヒューマンドラマである。    物語から学ぶことも非常に多い。  互いに心配をかけたくないという想いから、話さずにいたことですれ違い事件に発展していく。秘密を抱えていたのは何も横澤姉のみではない。  二人はいろんな人物と関わり、次第に絆も築いていく。  信頼関係を深めることができたから、最悪の結末を避けることができたのだろうとも思う。優しさだけでは解決できなかったこともある。 (何を指しているのかは、読まないと分からないかもしれないが)  主人公の弟には非常に魅力的な印象を受けるが、必然性の繋がりによって彼の良さが引きたてられた面もあるようだ。  その他にも、この時代に詳しくなくとも説明にて補足などがあるのでとても分かりやすい、想像しやすいのが特徴。  作風に関してもかなり魅力的な作品だと思う。これは好みがあるかもしれないが、文学小説が好きな方にはぜひお奨めしたい。    この時代を通して繰り広げられるヒューマンドラマ、ぜひあなたも読まれてみませんか?   恋愛も含んだ物語であり、家族愛、助け合いの精神、人を許すこと。ハラハラドキドキ、そして涙あり感動ありの物語。お奨めです。   (備考:46.蓮の花揺れてまで読了でのレビューです)

5.0
  • 作品更新日:2022/1/29
  • 投稿日:2023/11/4
ノベルアップ+SF連載:5話完結

終わる世界で眠る灰

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) 人のクローンなのだろうか? クローンそのものについてはいろんな考え方があり、たくさん映画にもなっている。この物語では恐らくアンドロイドのような役割をするのではないだろうか? 人と人でないものの違いについて見た目や機能ではなく”心”があるかないかであるという考えを何処かで読んだことがあり、衝撃だった。 人間とは自分で何かを考え、選ぶことのできる生き物である。どんなに文明が進み、人間の作業が楽になったとしても人間がそこに必要なのは、人だけが臨機応変に対応できる生き物だからだと思う。 この物語では、クローンは感情を持たないとされている。果たしてその願いとは? 2 物語は(どのように始まっていくのか?) クローン同士の会話から、世界の状況が分かっていく。人間が外で生きられないほどに環境が悪化した世界。そこで働けるのは人と同じ形状ではあるが耐久性があり、ロボットのように感情などを持たないものであった。しかし世の中上手くできているわけではない。彼らは変異と合成を繰り返した遺伝子を抱えており、想定外のことが起きる。アンデット病という異常行動を起こす者が現れる。彼らは自害することができな為、そうなると処分されてしまう。現在は処分が追い付かない状況であり、もうすぐ都市の工場が閉鎖されるようである。 3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・不思議な世界観。感情が無いというう設定なのでクローンが黙々と仕事をするのだろうか? と想像していたが学習もさせるということからお喋りをし、思考することもできるのかと、思った。 ・この物語で感情のないものとされるクローンたちは、人間よりも人間らしく感じる。 ・己を犠牲にしてでも願いを叶えるところ。 ・人間とは自分勝手な生き物なのだなと、改めて感じた。 4 自分が主人公の立場だったら 恐らく主人公と同じように願いを叶えてあげたいと思う。 5 物語のその先を想像して 主人公の願いは叶わないのかも知れない。冒頭の方で最後の……とあった為。しかし彼らの行動はきっと残ったクローンたちに何か影響を与えるのではないだろうか? と想像する。あなたならば、何を感じるだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

5.0
  • 作品更新日:2023/3/22
  • 投稿日:2021/11/21
エブリスタミステリー連載:3話

血塗れた手巻き時計

*3話まで連載中(2021年12月4日時点) 1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) あらすじだけでは想像のし辛い物語ではある。 ・まずは手巻き時計の魅力から。 ローターを持たない手巻き腕時計は、自動巻き腕時計よりデザインや装着感、さらに耐久性にも優れる。(web調べ)ローターがないことで薄型のデザインにし易く、装着感やデザイン性にも優れているものが多いらしい。値段はピンキリ。 ・ディスカウントストア(ショップ)とは色々なジャンルの商品を低価格で販売している小売店のこと。 あらすじの手首を切り落とされる事件は、タイトルの手巻き時計に関係していると思われる。主人公たちは、ディスカウントストアの店員ということから、そこで販売した物がこの事件に関係しているのではないか? もしくはそこで買い物をした客が関係しているのかもしれない。果たして真実は? 2 物語は(どのように始まっていくのか?) 主人公の職場にて、朝のミーティングの場面から始まっていく。ミーティング内容の各売り場の予算を見る限りでは、そんなに大きな店ではなさそうである。色んな商品を取り扱っている、ドンキ○ーテのようなタイプの店だと想像する。その中で主人公のノルマは100万であった。時計売り場として高いのか安いのか、ものに寄るだろうが。主人公はこの後、どのように事件に巻き込まれていくのだろうか? 3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・名前のある人物が思ったよりも多めではあるが場面のみの登場人物もいる為か、話が分かりやすい。 ・フロア長がなかなかの演出家である。主人公に奇跡と思わておいてからの、ネタばらしの流れが良い。仲の良さを感じた。 ・作中では恐ろしい事件が発生しているが、主人公が天然なのか暗くなりすぎない。 ・先がとても気になる。 4 公開部分の感想 まだ8000文字程度なので、事件の全容は分からないが気になる部分で終わっている。ここまでの話しで分かることは主人公は少し天然でズレているタイプ。それは人を和ませたりするが、呆れさせたりもする。憎めないタイプの人物のようである。そして時計売り場には新人も併せ二人の女性店員がいるようだ。洋服店や宝石店でもそうであるがその店のものを身につける(販売の戦略して)ということはよくある。その利用法はそれぞれではあるとは思うが、少なくともこの二人は、今回の事件の被害者となりうる条件を満たしているようである。まだ巻き込まれる部分まで話が進んでいない為、どのような巻き込まれ方をするのか分からないが、被害者になってしまうのか? それとも事件を解く側になるのか、非常に興味深い。今後の展開に期待。 5 物語のその先を想像して 2021年12月2日時点での公開済の部分では、非常に気になる部分で終わっている。無事に部下が帰宅で来たのかも分かっていない。 犯人の目的が想像し辛い事件である。もし、時計を手に入れたいのならば殴打するなどし、気絶させてから奪うなどすればいい。もしくは手巻き時計を持っている人物に恨みがあるというのなら、そんな面倒なやり方はしないだろう。つまり、手首を切り落とすことに意味があると言える。果たして犯人の動機は何なのか? 次の被害者は誰なのか? 動機は見当もつかないが、現時点で被害者になりうる人物は5人いる。彼らが無事なことを祈るばかりだ。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

5.0
  • 作品更新日:2021/6/7
  • 投稿日:2021/12/4
カクヨムSF短編完結

終活とサイボーグ

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) 終わった世界というのがどのようなものか、あらすじからは想像できないが、そこで”人生の終わりのための活動”を一人でするということだろう。 もし、あと一日で死んでしまうとして。最後の一日にどんなにやりたいことや、心残りなことを詰め込んだとしても何も満足いかないまま終わってしまうのだろうと思う。人には生まれながらにして、平等に死という最期が待っている。だからこそ後悔しないように、日々を積み重ねる。主人公は、その日の為に何(どんなこと)をしたのだろうか? 2 物語は(どのように始まっていくのか?) 何かの審査、面接に落ちガッカリした様子から始まっていく。 終わった世界の中で生きているというよりは、生かされている主人公。彼女がどんな経緯で生き残っているのか? 世界がどんな風に終わったのか。作中にて明かされている。 3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・主人公の”フリ”は全く相手には通用していないこと。そして読み手から見ても、”フリ”をしているように感じない行動があること。 ・相手の視点からも語られており、真実が明かされている。この物語は主人公の”思い込み”の部分が多く、相手が意図している結果なのかはわからないが、切なさを感じる物語である。 ・相手は真実を告げる気がないようなので、二人で生きるという選択肢はなさそうだが、相手の想い通りになっていくのだろうなと思った。 4 作品の感想 複雑な関係の二人だなという印象。騙せていると感じている主人公と騙されているふりをしている相手の人物ということなのだろうか? 真実を手にしているのは相手であり、その事を主人公は知らない。最も、教えるわけにもいかないのだろうが。何とももどかしい二人だなと感じた。 5 物語のその先を想像して この先もなんだかんだで一緒に居るのだろうが、いつか互いに必要とし合う仲になればいいなと思う。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

5.0
  • 作品更新日:2021/3/28
  • 投稿日:2021/11/29
カクヨム詩・童話・絵本完結非公開

日暮れ 詩集

★どんなことをテーマにした作品なのか? 人間と日常だろうか? 【詩とは?】 詩(し、うた)は、言語の表面的な意味だけではなく美学的・喚起的な性質を用いて表現される文学の一形式である。 多くの地域で非常に古い起源を持つ。 多くは韻文で一定の形式とリズムを持つが、例外もある。(web調べ) 【どんな物語なのか?】 詩であり、日常の切り取った一場面でもあり、思考であり、想いでもあるように思う。幻想か現実か分からないものもあり、現実と夢の狭間に居るような気分になったりもする。死について多く取り上げられており、いろいろと考えさせられる作品である。 【好きな所や印象に残ったところなど】 ・詩に対して感想を述べるのは難しいなと感じているが、この作品は140文字小説のようなスタイルでもあると感じた。 ・詩というよりも死? と感じてしまうほど死に関しての作が多い印象。 ・人の負の部分が多い印象。 ・一部、理不尽な社会に対してや、心ない言葉を発する人間に対しての怒りや、考えなども感じられる。 ・恐らく空想の舞台も含まれるとは思うが、作者の考えや想いも詰まっているのではないだろうか? *完結済み 【全体の見どころ】 人の想いはそれぞれ。体験したことのないことについては分からないが、共感する部分もあれば、理解しがたい部分もある。しかし人間はそれぞれ違う生き物なので、それも当たり前だと言える。 死に関係する詩が多く見られるので、掛け合わせているのだろうか? と感じた。人間には良い感情もあれば負の感情もある。 出逢いもあれば、いつか別れもある。それがどんな形であれ。 そして良いこともあれば、悪いこともあるのだ。それが日常であり、現実なのだろう。男女両方の視点で描かれているので、いろんな人物の想いなのかなと感じた。あなたなら、この詩を読んで何を想うだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

5.0
  • 作品更新日:2020/10/11
  • 投稿日:2021/11/29
カクヨムSF連載:9話

ゼロ課狂想曲

*9話まで連載中(2021年11月29日時点) 1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) ゼロ課とは何か? あらすじからの予想では、警察関係の特殊な課なのではないかと想像する。その中でオカルトなどに特化した部署ということなのでは? 2 物語は(どのように始まっていくのか?) ある事件の一場面から始まっていく。ここでオカルトと人が犯す犯罪との大きな表現の違いに気づく。それは痛みである。オカルトとは超常現象。つまり新人知では感知しえないこと。世の中の全ての作品がそうであるとは言い難いし調べようもないが、少なくとも怪我などをして”痛み”を感じないということが異常事態なのだと気づかされた場面でもある。 3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・秘密の部署なのに堂々と看板がある、印象深い。 。秘密の部署のはずなのにテレビに?! なんだかおもしろい。(後の方で”元秘密の部署”と言われていた。現在は秘密ではないようだ) ・主人公の受け答えから、どのような性格か分かりやすい。考え事が多い子なのかな? と感じた。 ・事件の聞き込みが簡素で面白い。 ・この課は戦闘するからなのか、推理はしない様だ。とても斬新。 警察関係で解明や逮捕などはするが、ミステリーではないということである。 ・テンポが良い。 4 公開部分の感想 主人公が度々ぼーっとしているのは何かの伏線なのだろうか? それとも性格なのだろうか? あらすじだけでは内容は想像し辛いが、斬新な物語だなと感じた。事件が起きて、推理して逮捕という流れではなく、超能力を持った者が戦って……というバトルのある刑事ものである。超能力、異種族、事件という組み合わせだと感じた。そこにアイアンマンのようなスーツが加わるアクション。マーベルが好きな人が好きそうな作品だなと思う。 5 物語のその先を想像して ドラマのような区切り方なので、流れのパターン化が予想される。一話と同じように事件が起きて。捜査して……と。そこに新たな登場人物や能力者、不可思議な事件などが起きていくのではないだろうか? 一話が2万4千文字くらいだが、テンポが良いのでサクッと読める作品でもある。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

5.0
  • 作品更新日:2020/8/19
  • 投稿日:2021/11/29
小説家になろうファンタジー連載:7話完結

棺桶少女

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) あらすじでは予想はつかないが、 誰の棺桶なのか? 何故、引きずっているのか? どこへ行くのか? 謎が多そうである。気になるのは”行く先々で出会う人々は少女に何を残すのか。”の部分。救われるのは棺桶を引きずっている少女ではなく、周りなのかもしれない。 2 物語は(どのように始まっていくのか?) 車輪のついた棺桶を引きずって歩いているところから始まっていく。当然のことながら、少女には不釣り合いな荷物(?)である。人目を惹くのだろう、好奇心丸出しのような露店の人物に話しかけられる。棺桶なのだから、当然人が入っているかこれから使用することになるか、どちらかだとは思うが人間とは好奇心からなかなか逃れられないもの。中身が気になるのは、登場人物だけでなく読者も同じだと思われる。果たして、中身は? 3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・少しづつ明かされていくのが主人公の過去なのか? それとも事実ではないのか判別し辛く、ミステリアスである。 ・初めは淡々と進んでいくように感じるが、目的地に着くまでの間に色んな出来事があり、そこには優しい人もいれば親切な人、悪人などもいる。 ・ラストがどうなるのか凄く気になる物語。 ・山場からラストへの繋がり(流れ)が素敵である。 4 作品の感想 初めはどうなるのか全く予想がつかないが、ちょっとずつ秘密が明かされていく。ただその話が本当なのか作り話なのか分からない部分もあり、ラストに分かっていく。構成がとても巧いなと感じた。特に騎士からラストにかけては、ロマンチックですらある。こうだと明確にしているわけではないのに、謎がちゃんと明かされていくというのはとても面白いと感じた。 5 物語のその先を想像して この物語はとても想像力を掻き立てる。その材料は物語のあちこちに散りばめられていて、読者の想像に任せるという部分も感じられるのだ。 二人はこの後仲睦まじく暮らしたのではないか? と想像する。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

5.0
  • 作品更新日:2013/3/22
  • 投稿日:2021/11/29