その占い師、不死者です。
最終更新:2022/11/21
作品紹介
この物語の性質について――― 本作はサポート系主人公です。 表には出ず、こっそりいろいろやっている若干お節介系物語です。 主人公が無双したり、名誉や栄誉を得るとか、高い身分を得るとか、そう言った事はありません。 主人公格をサポートしているのが立ち位置です。 需要の狭いニッチな話だと思いますが……スナック菓子のように軽く食べていただくか、または裏を読んでスルメのように噛み噛みしていただいて楽しんでいただければ嬉しく思います。 あらすじ――― ある日、異世界へと強制的に転移させられた田中拓海。 転移特典なのか特殊能力を授けられ、そのせいでリッチとなってしまった。 聞いてないと言いたくとも文句を言う相手はおらず、ほぼ転生状態の拓海はリカルドと名を変え、授けられた能力を使っていろいろありながら何とか占いの仕事を起動に乗せた。 だが、そんな矢先に現れたのは血濡れの人間。 ものすごくめんどくさいなと思いつつ、日本人の感性で見捨てる事も出来ず手を貸す事に。 ところがそこから芋づる式のように高貴な身分の者が来るようになり、聖女に悪役令嬢、果ては勇者までもがやってきて、諸事情により不死者のリカルドが勇者を匿う事となる。 (俺はただ、平穏に、静かに、ちょっとファンタジーな世界も楽しみたいだけなのに……) 借りた家に憑いていたシルキーに慰められながら、今日も今日とて占います。 「ようこそ占いの館へ。今宵はどのようなご相談でしょう」 ※月曜7時更新 カクヨム投稿 https://kakuyomu.jp/works/16816452219748981478
評価・レビュー
まだレビューはありません。