虚構の勇者

他人を信用できない召喚勇者のエイトは、自分の過去もスキルも全部「虚構改竄」のスキルで隠蔽してしまう。 あまりに隠蔽しすぎて、ろくなスキルを持たない無能勇者と思われたエイトは、国王からクビを言い渡される。 これ幸いと、スローライフを始めようとした元勇者だったが、そうは問屋が卸さない。 エルフ、獣人、魔族、魔人、王女、皇帝、果ては魔王にまで絡まれ、何かと忙しい日々を送る。 そのうち、人と人との信頼関係って何だろう、とか考え始める。 そんな感じの話です。 ーーーー ありがちな伏線を大量にばらまいて、全部回収することを目的とした練習作です。話の進み方はかなりゆっくり目です。スローライフ要素はほぼありません。俺様ツエーも基本ないです。 全１０章、２００話以内で完結させる予定でしたが、順調に長くなってるので、全１５章３００話くらいになりそうです。