隻腕の人型兵器(ホムンクルス)
最終更新:2022/1/16
作品紹介
【これは魔法なんてない、銃弾と幻想が交じり合うSFファンタジー】 百二十年前。世界は突如現れたモンスターたちによって社会は崩壊し、たった一週間で人類の総人口は十億人程度まで減少。それは後に《大厄災の日》と呼ばれ、その日を境に世界は「国」を失った。 しかし、ある一人の科学者がもたらした希望、強力なモンスターに対抗できる人造生命体「ホムンクルス」の登場により人々は再び生活圏を確保し開拓を進めることができるようになった。 そんな世界のとある都市で、民間軍事会社に勤めるホムンクルスの少女・クロガネ。 扱いの酷い主人に毎日振り回され、街の人々からは「ホムンクルス差別」を受ける日々。 そんな過酷な環境の中でも、彼女はなんとか生活を送っていた。 ある日、とても貴重な物品を運ぶという任務を請け負ったクロガネ。その中身が、後の彼女の人生を大きく変えていくこととなる――。 これは終わったあとの世界で紡がれる、一人の人型兵器(ホムンクルス)の物語。
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