コボルドキング
最終更新:2022/12/18
作品紹介
(「コボルドキング 騎士団長、辺境で妖精犬の王になる」というタイトルで2巻まで物理及び電子書籍化されております(講談社レジェンドノベルス) かつての凄惨な五年戦争において【イグリスの黒薔薇】と呼ばれ恐れられた凶相巨躯の武人ガイウス=ベルダラス。だが普段の彼は外見や悪名に反し、温厚でカワイイもの好きのおじさんであった。 しかし戦後も十五年。保身や世渡りが苦手なガイウスはやがて騎士団長の役職を辞し、爵位も返上して滅んだ故郷へと帰って行く。そしてその【大森林】のほとりで、コボルドという犬のような外見をした種族と出会うのだった。 旅のドワーフ少年や元部下らも加えてすごす、素朴で穏やかな生活。しかし冒険者らヒューマンの悪意がコボルド村を脅かしたことで、ガイウスは剣を手に再び立ち上がる。友であるコボルド族に安住の地を作り、そして守り抜くために。 ……これは引退したオッサン騎士団長と、その背中を追いかけた若者たちが、コボルド族を絶滅の危機から救うために抗うファンタジー戦記。 (カクヨムにも投稿しております)
評価・レビュー
まだレビューはありません。