もしも自分が転移するのなら。
最終更新:2018/8/19
作品紹介
生きるのが嫌で、自殺した。 しかし、気がつくと白い部屋の、白いベッドで横になっていた。 「私は、生を司る女神フィーネと申します。このような場所に突然招いてしまい、申し訳ありませんでした」 「ここは、死後の世界ではありません。ここは、私が一時的に人を招く、応接室だと思ってください」 「分かりました。本来は言わないことなのですが、正直に話しましょう。貴方にこの世界に住んで欲しいのです」 「今の私たちが管理している世界ですが、魂の総量が不足しています。魂を減らしていた原因は取り除かれましたので、世界として問題はないのですが、減った分を増やすために魂が余っていた貴方の世界の神々に頼み、譲っていただいているのです」 「こちらの世界に来ていただいても、特別何かを求めることはいたしません。普通の住人として住んでいただきます」 そんなこんなで異世界の地を踏み、地球で出来なかったのんびりライフをこの地で送る、冴えない男の薬師ライフ。
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