転移転生自衛隊１　元連隊長は下剋上を目指す！

＜第１章＞ 現実世界から転移した自衛官と転生した自衛官が大勢混在する異世界――。 自衛官たちは異世界自衛隊を編成し、トラホルン国の領内に＜駐屯地＞という名の自治領を得ていた。 それと引き換えに国内の怪物たちを討伐する、いわば傭兵のような身分であった。 陸上自衛隊で連隊長をしていた沖沢タモツはこの異世界に転移し２等陸士となるが、同期転移者の木下ハジメとともに武勲を重ねて階級を上げていく。 ＜第２章＞ ハジメは＜特務隊＞という新設遊撃部隊の長に選ばれた。 ＜第３章＞ 元総理である森本モトイは異世界転移し、２等陸士の立場で前期教育を受ける。 ＜第４章＞ 森本元総理の提案を受けた異世界自衛隊は、トラホルンの西に広がる未開の土地に新たな駐屯地の開設を目指し、そこに日本人のための新国家設立を計画する。