暴力的すぎると追放されたんだけど、世界が平和すぎて平和ボケした人類に、『魔人たちに滅ぼされそうなので助けて!』と召喚された。勝手だなぁお前たち。
最終更新:2022/3/12
作品紹介
大戦士アロン。 数多くの武勲をあげるも、あまりに暴力的すぎた。 やたらと敵の首とか手足を切断しすぎた。 ついには元部下に密告され、神殿裁判のもと、悪逆非道の罪で罰せられることに。 追放刑。異界〖次元の狭間〗に投げ込まれ、永久にさ迷うこととなるのだ。 時は流れて、524年後。 世界は、大賢者ホーンの〈平和・愛・調和〉魔法により、暴力が一切ない社会となっていた。 人々は調和を尊び、すべて話し合いで解決。戦争などは存在しない。一応はいる兵士たちも、戦闘訓練こそ受けるが、暴力的なこととは無縁。 そんなとき、裏次元から魔人たちが侵略してくる。 その戦闘力もさることながら、魔人たちの圧倒的な暴力性の前では、愛と調和の人類など太刀打ちできない。無残に殺戮されていく人類。 暴虐なる魔人たちを倒せるのは、あの男しかいない。魔人と同じくらい、またはそれ以上に暴力的な、狂戦士アロンしか。 かくして人類は、〖次元の狭間〗より、アロンを召喚。 そして人類は知ることになる。 「この男、魔人より鬼畜だぞ!!!」と。
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