無能だからと実家を追いだされ底辺をさまよってる冒険者だったけど、ユニークスキル【魔眼】が覚醒したので無双してみる~え? 歓迎してやるから家に帰って来い? ~お断りします~
最終更新:2022/3/15
作品紹介
12歳の誕生日を迎えたラースは、教会にて鑑定の儀を受ける。 「お前ならきっと良い攻撃スキルを手に入れられるさ。何しろ私の息子なのだからな」 「はいお父様。それでは行ってまいります」 由緒あるヴィクトル辺境伯家の長男として生まれたラースは次期領主として見なされ、周囲から期待されていた。 しかし、ラースが手に入れたスキルは【魔眼】。 魔力の多い貴族は基本的に攻撃スキルでもって領地の魔物を一掃する必要がある。 だが、ラースの【魔眼】は明らかに分析に特化したスキルのように思われた。 一方で、双子で弟のディオは雷魔法Lv3という、当たりスキルを手に入れた。 「ラース、お前はもうこの家の人間ではない。でて行け」 それを見た父親のユーグはラースを追いだしてしまう。 1年後、ラースの【魔眼】スキルはレベルアップとともに段々と覚醒していき、大きく成長する。 一方で、ラースの実家であるヴィクトル家では、次期領主となるはずのディオが優秀なものの問題行動ばかり起こしていた。
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