こんな結末は間違っている。この世界で唯一のプレイヤーだからできる事

　”俺”はゲーム【メイガス・オブ・シュヴァリエ】、通称メガシュヴァの雑魚モブ『天内傑（あまちすぐる）』に転生を果たす。戦闘要素がふんだんに詰め込まれたギャルゲ、メガシュヴァには様々なヒロインが出てくる。 　天内となった”俺”は、全てのヒロインが幸せになるエンディングに辿り着く為、世界を滅ぼすマニアクスと呼ばれる七騎の魔人。世界を滅亡に導く終末（ヨハネ）の4騎士を攻略する決意をするのであった。 　――― 「俺は所詮モブ。最強なんて要らない。称賛も栄誉も不要。奇跡は既に起きている。死者であった俺が最後にやるべき事。それは今を生きる主人公。それにヒロイン達、この世界に生きる生きとし生ける者達が生き残る事。幸せな余生を過ごす事。そこに異邦人である俺は不要だ。だから例え相打ちになっても終末の騎士は俺があの世に連れて行く。絶対にだ」 　――― 　これは、人知れず世界の命運を分かつ存在となったモブの話。 ――――本格的に本編が開始するのは２章からです 誤字脱字日本語が変なところがあるとこっそり変更してたりします。 可読性向上のため、改行入れる改稿してたりします。 会話文はスマホ向けに改行してます。 内容に関しての変更はありません。