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作:凪沙 峻

白 い 夜

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最終更新:2011/8/30

作品紹介

近未来の十二月一日。二十機におよぶロシアの最新鋭戦闘機ミグ‐51が北海道に向けて飛行していた。千歳の第二航空群から五機のF‐37ブラックイーグル戦闘機がスクランブルした。国籍不明のミグは、稚内の航空自衛隊基地と稚内空港をミサイルで爆破していずこともなく消え去った。  どこの国が、何の目的で稚内を攻撃したのか。ロシアの極東進出。中国の日本征服。食料不足にあえぐ北朝鮮の攻撃など、国内ではさまざまな憶測が飛び交った。  しかし、それは単なる悪夢の序章にすぎなかった。北海道は、誰も知らないところで、徐々に、そして確実にその姿を変えようとしていた。   自衛隊の編成や装備を調べ上げ、「もしも」を想定に描いた、近未来に起こりうるかもしれない作者渾身のバイオレンス・アクション小説。

R15残酷な描写あり北海道の独立北朝鮮の野望高杉晋作の子孫

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