ロストマーブルズ
最終更新:2011/10/1
作品紹介
何の変哲もない日常なはずなのに、それは疎外感に居心地悪く思えてしまう。 普通の高校生を演じようとしても、彼にはそれが難しい。 桐生ジョーイ──過去の事件のトラウマを引きずるアメリカ生まれの無口で無感情なハーフ。見かけだけで人と違っていた。 そんな時、駅のホームで少女がビー玉を散らばせた。 少女が呟く。 「I lost my marbles」(ビー玉を失くした) それがジョーイの記憶を突くきっかけとなった。 だが、その言葉にはもう一つの意味が含まれていた。 まるで何かを知らせたいがために足元に次々転がるビー玉。 無意味ととるか奇跡ととるか。 ジョーイはその転がるビー玉を追いかける。 その先で一体ジョーイは何を見るのか──。 ピタゴラ装置のようにビー玉が転がり、謎解き、事件、暗号が、次々連鎖反応を起こして飛び出してくる。 果たしてゴールの先には何が待つ。 青春の一ページに残したい、胸キュンな青春ミステリー恋愛小説です。 (自サイトからの転載)
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