真昼の影 ― 蘇芳と悠基の事件簿 ―
最終更新:2016/6/20
作品紹介
大阪の建築事務所に勤める東雲蘇芳(22)は実家と折り合いが悪く、大祖父が亡くなって五年もの間、家へは戻っていなかった。だが、末の妹の萌葱(21)に電話で呼び出され、屋敷で恐ろしい事件が起こっていると告げられる。 妹のためなら仕方がないと、同僚で友人の貝塚悠基(24)を伴って実家に戻った蘇芳。 だが、そこで待っていたのは一人、また一人と続く殺人事件の幕開けだった。 屋敷の使用人たちは口をそろえて五年前に亡くなった大祖父の呪いだと震撼する中、勝気な萌葱が事件を解決しようと奮闘する。だが、そんな萌葱にも魔の手が迫る。 蘇芳はこの凶行を終わらせることができるのか――――――。
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