すべては運命のままに
最終更新:2014/2/6
作品紹介
「幼馴染だった婚約者は私より年若く美しい女と結婚した。これは事実だが、私は悲劇の女ではない」……そう断言するカジュライアは、都から離れた地方大領主の後継者。婚約者を失って以来、周囲からの同情に辟易してきた。そんなカジュライアに求婚してきたのは、野心や下心を隠さない人物たち。真面目に口説いてくれるのは酔っ払いのみという状況は、女としては複雑ながら気楽ではあった。しかし事態は急激に変化する。野心と政略と恋が入り混じった中、投げやりになったカジュライアはある決断を下す。 (改題・改稿版を他所に掲載しています)
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