造形屋ヒラギヒサヒデの創作手帳 ―スサノオと邪馬台国の謎―
最終更新:2016/12/28
作品紹介
「スサノオは女装している」 歴史学科の学生、別府健吾は、造形屋平城久秀が造ろうとしているオリジナル造形作品のアイディアを聞き、あきれた。 あり得ない設定を許すわけにはいかない健吾は、平城を思いとどまらせようと歴史常識の講義を始めるが、やがて平城の話はとんでもない方向へと向かっていく。 蕎麦屋で知り合った女性、沙良を加えて三人はスサノオ考察の舞台、奈良へと向かう。 繰り返される平城の考察に、やがて浮かび上がってくる古代日本史の謎と闇。 その果てに、健吾はなにを見つけるのか。 縄文と弥生、出雲と邪馬台国、神社と神々、日本神話、そして卑弥呼の墓と金印。 造形作品「スサノオ」を造るために繰り広げられる、歴史考察ミステリー。 この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
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