金の鈴、銀の鈴
最終更新:2017/2/3
作品紹介
むかしむかし、あるところにそれはそれは美しい姉妹がいました。 ところがあまりの美しさに嫉み妬みから呪いをかけられてしまいました。 毎夜、聞こえる不気味な歌。 二人は眠れずに弱っていきます。 ひとつ、日出 日中 日暮には ふたつ、逃げねば刃傷 気を付けやんせ みっつ、妙齢 芳紀は 気を付けやんせ よっつ、良からぬ姉妹には いつつ、怒れる鬼が お仕置きぞ むっつ、無理くり 連れてくぞ ななつ、鳴かぬ蛍や 今 参る やっつ、夜叉か 般若か 怨めしい ここのつ、こちらか? あちらか? どこじゃ とお で、とうとう 見ぃ つ け た !
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