女子高生、<壁>の世界で空を舞う
最終更新:2017/2/21
作品紹介
女子高生の<私>はここ最近、高い壁の狭間へ囚われる明晰夢を見続けている。逆周りの時計は溶け出し、豆の木は踊る――不条理が支配する夢世界を抜け出す方法は、壁を”越える”こと……!? <私>は挑み続ける。失敗続きの挑戦の中、この不条理の夢世界に”現実”の影を見出しながら。 <壁>は祈り続ける。彼女がいつか何かを見つけ、そして何かを喪って、この世界から旅立てますように、と。 シュールギャグとジョークで何かを塗りたくった小説です。ミステリー要素もあります。完結しました。
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