~転生して中途半端な見た目に変身する人狼になってしまった俺は、没落貴族の彼女と地球人類を救うために駆け出した~
最終更新:2017/4/30
作品紹介
人生三度目の失職をした30歳のある青年は、ある日、踏切で身動きを取れなくなった老人を助けようとしてそのまま死んでしまう。 神の代行者を名乗る者に半ば強引に転生させられた男が二度目の生を受けた地球は、複数の異世界の次元と接続された非常に不安定な現代地球であった。 そこでは魔獣《まじゅう》と呼ばれる存在が日々人々を脅かす一方、人並外れた能力を持つ亜人とも言うべき存在がいるのではないかとまことしやかに噂されていた。 第二の生を受けた男。飛龍 柊応《ヒリュウ ヒオウ》 は、ある日、魔獣を扇動する亜人集団らしき姿を目撃したため彼らに襲われ致命傷を負う。 再び得た生を失いかけたその刹那、不思議な女性によって救われるのだった。 その女性によって獣人《けものびと》に目覚めた飛龍は獣人の種類の1つとして後天性の人狼となるものの、人狼として変身した姿はファンタジー世界のソレとは完全に乖離していた。 中途半端な姿とはいえ絶大なる力を得た飛龍は誓う。 『今度こそ狩る側に回り、統率する側に回る』――と。
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