アンダードッグ小隊のフラグマネジメント
最終更新:2017/8/23
作品紹介
ここではないどこか、今ではないいつか。同盟軍と帝国軍は不毛な争いを長年続けていた。 人機と呼ばれる巨大な人型兵器を用いるようになった戦火は熾烈化の一途を辿っていた。 同盟軍の何でも屋と称されていたアンダードッグ小隊の小隊長である ジョージ・ヘイワードには、いくつかの能力と、それにまつわる知識があった。 自分は物語の中を生きていると自覚し、高次元から情報を持ち出す力。 物語の中で、自分達の運命はお約束……「フラグ」で決まると言う事。 そしてそれは、自覚していれば死の運命でさえ回避し得ると言う事。 部下を死の運命から救うべく、ジョージは自らの持つ力を活用する事を決めた。 フラグを回避し、滅ぶべき小隊が生き残った先に一体何が待つのか。 それは、彼の読むべき新刊には未だ記されていない。
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