アリスの丘に三日月は笑んで
最終更新:2017/10/1
作品紹介
これは、『不思議の国のアリス』とともに綴る、17歳の青春ストーリー。 「普通」の日常の中で、目立たない「普通」の女の子でありたい。 だから私は、空想に遊んだ幼い私も、かつて憧れた不思議の国も、すべて昔の記憶の中に捨ててきたはずだった。 そして私は今日も、上手に普通の私を演じる――それが、三枝藍(さえぐさあい)の日常だった。 ある日藍はひょんなことから、独特な空気を持つ風変わりな先輩、白木誠也と再会を果たす。その出会いは、徐々に藍の日常に変化をもたらしていくのだった。 日常に染まりきれないもどかしさ。そんなほろ苦くも優しい青春を、アリスの物語とともに綴ったストーリー。
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