救世主は死神でした ~死神にしたのも悪魔の力を授けたのも神様です~
最終更新:2024/5/30
作品紹介
正義感が強いワケじゃない。ただ理不尽な暴力が許せない三十路男・大門耕平。 今日も今日とて理不尽に部下を叱責する上司や、コンビニで猫を甚振っているDQNに注意をするが……喧嘩はからきしなのでボコボコにされてしまう。なんとか帰宅はしたけれど、結局は致命傷を負っていて死んでしまった。 そんな彼は神様に「理不尽な世界を救ってください」とスカウトされて第二の人生を歩む事になるのだが……。 「俺が勇者に⁉」「いいえ、死神です。勿論、力を与えますよ。“悪魔の力”を」 神様から『悪魔の力を与えられた死神』という、理不尽な存在になって異世界に送られた大門は、猫獣人族の一団を救った事をきっかけに、迫害される亜人種族の現状を思い知る。 猫獣人族の女の子や、同じく亜人種族を救う為に戦う冒険者が仲間となり、『人間中心主義』を教義とするガーネリアス教会やガーネリアス教を国教とする人間族の国家に「悪魔の力を持った死神」として立ち向かう。
評価・レビュー
まだレビューはありません。