捨てられ我が道を行く姫とたった1人の番犬
最終更新:2022/8/24
作品紹介
異能 それを宿した人が生まれてくるようになったのはいつからか誰も知らない。ただ、妖と呼ばれる存在が出現してそれに対応すべきと生み出された力。人はそれを 「神に選ばれた者に宿る力」 だと称えた。そして、それから数百年経った現代でもそれを脈々と受け継がれる家系は数多に存在する。 彼らはいまだに人に対して害ある人ならざるもの、妖を退治している。 その最も大きな家である佐久良家。彼らは本家と分家で一島国とは言え、すべての地域を妖から守っていた。 家から捨てられたはずの少女が世界でも他に類のない異能を持つことを知った佐久良家は捨てたはずの彼女を家に迎えて1人の青年を世話係につけた。
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