嘘つき預言者は敵国の黒仮面将軍に執着される
最終更新:2024/4/27
作品紹介
どうやらわたしは『亡国の皇子』という小説の中の数行で終わるチョイ役の雑魚キャラ――ゼピウス国第二王女マヤに転生してしまった。 預言者だったマヤ王女はその予言内容にどうやら嘘をつきまくっていたらしい。 嘘がバレて仇キャラであるニキアス=レオス将軍の婚約者であった彼女は、小説『亡国の皇子』の途中でニキアスに処女を奪われ殺される運命だった。 分かっていて殺されるのは勘弁して欲しい。こうなったらニキアスに殺されずにすむ道を探すしかないわ…ってそんな簡単にはいかなかった。 小説の展開とは全く異なり、ニキアスに執着され始めて…話は別の方向へと進み始めていく。 ――単純な生まれ変わりの展開だと思っていたのに実際は神々の人間の思惑とが絡み合い出して…あら?これって恋愛小説じゃなかったっけ? *『この執着は所有欲か、それとも愛なのか?』的テーマ(?)も含まれます。 アルファポリスにも掲載しています。 (改訂内容で18Rに書き直していきます)
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