優秀な伯爵令嬢ばかり褒めちぎる婚約者は私に興味がないようです〜振り向いて欲しくて頑張ったけどあまりに眼中ないみたいなので愛が冷めました〜
最終更新:2024/4/17
作品紹介
「ミレイユ嬢はとても優秀で努力家で才能あふれる女性なんだ!」 「あなたの彼女は誰でした? キャスリンという彼女がいたことお忘れでしょうか?」 貴族学校を卒業し就職した男爵令嬢のキャスリン・ロックハートはもうすぐ20歳を迎える独身令嬢。 学校を卒業しても結婚していない女性は行き遅れ令嬢と蔑まれ、キャスリンはその未来に片足を突っ込んでいた。 ある日出席したパーティーで子爵令息のロイから突然交際を申し込まれる。しかし相手は自分より2歳も年下。交際相手の女性が年上というのも体裁が悪いが、ここで断れば一生行き遅れ令嬢として生きなければならない。 一世一代をかけた交際を始めるキャスリンとロイだったが、彼の話題に決まって登場する人物がいた。 ミレイユ・アストゥリアス伯爵令嬢だ。 口を開けば彼女の偉業を褒め称える言葉ばかり、それなのにキャスリンのことを褒めたことは一度もない。 そんなに伯爵令嬢のことがお好きなら私はもう結構です! でも行き遅れ令嬢として生きる方がもっと嫌なので、結婚はさせてもらいます! 内気で思ったことを口に出せないトークスキルゼロなキャスリンと、デート中に他の女性を褒めちぎる鈍感な年下彼氏ロイ、話題に何度も登場してくる有能完璧伯爵令嬢のミレイユ。 他にも空気の読めない独特な変人セラ、いい奴だけど冗談が過ぎてしまうギャリー、キャスリンとは正反対な性格の陽キャな兄エルヴィンなど。 キャスリンとロイのお話を投稿終了しましたら、番外編として彼らのエピソードを書きたいと思います。 もしリクエストがありましたら、ぜひ感想欄で教えてください。特になければ私が気分でキャラクターを選んで書かせてもらいます。 よろしくお願いします。
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