イストワール国~その花の名を私は知らない~
最終更新:2024/4/11
作品紹介
月詠奏は月詠家の成人と認められた日、イストワール国の聖堂に転移し、拘束されてしまう。 しかも白金の髪に貝紫の瞳をもつ子供へと変わっていた。 記憶が無いと偽った奏はディアヌローズとなり、祖母の許へ還るために生き抜く決意をする。 やがて判明した、体調不良の原因や転移した理由。 魔獣の襲撃や拉致事件を乗り切ったものの、洗礼式での逃れられない運命を知る。 絶望する奏と、奏に寄り添う人々や精霊たち。 そして遂に、運命の日が訪れる──── これは運命に抗おうと葛藤する奏と、寄り添う人々や精霊たちの物語。 道の果てに奏が掴むものは…… ※『R15』と『残酷な描写あり』は念のためです。 ※遅筆の為、のんびりとした不定期更新になるかと思います。気長にお付き合いください。 ※拙い作品に、貴重な時間を使ってもいいよ、という心の広いかた、ご笑納いただければ幸いです。 ■ 序章 ■ 奏は毎夜、目の前で女性がくずおれる悪夢を見ていた。 ■ 第一章 転移編 ■ ディアヌローズとなった奏は、だんだん記憶が無いと偽ることに耐えられなくなっていく。 ※転移当初の彼女は、かなり情緒不安定です。 ■ 第二章 事件編 ■ 領事棟の庭で魔獣に襲われたディアヌローズ。 襲撃犯不明のまま、とうとう花まつり見物で拉致されてしまう。 ■ 第三章 洗礼編 ■ ディアヌローズはランメルトに移領する。 訪れた湖の館近隣に奇病が発生した。 【湖畔で(2)】 湖畔に到着したディアヌローズ達。 同じ目的で他家も複数訪れているようで……。 ■現在、投稿当初のつたない表現を順次修正しております。 【悪夢】~【捜索(1)】まで完了いたしました。 なお、話の流れに変更はありません。
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