【1/25書籍発売】皇帝陛下の御料理番
最終更新:2024/1/25
作品紹介
【第8回カクヨムコンテストのプロ作家部門で特別賞受賞】 1/25KADOKAWAメディアワークス文庫様にて1巻発売。 猪や虎が行き交い、猿も住まないと噂の険しい山間に十六歳の娘、紫乃(しの)は猫又妖怪の花見と共に暮らしている。 紫乃は三年前に亡くなった母の教え、「高貴な身分の人に関わるとお前は殺される。山で誰にも見つからずひっそりと暮らせ」という言葉に従い静かな暮らしを送っていた。 だが紫乃はある日、川に流れ着いてきた一目でやんごとなき身分だとわかる美貌の男をやむを得ず助ける羽目になってしまう。 しかも助けた男はよりにもよって、今代の皇帝・凱嵐(がいらん)であった! 凱嵐は紫乃の料理を気に入り、紫乃の意見を無視して皇都にある皇帝の住まう宮、天栄宮(てんえいきゅう)に無理やり連れ帰り、しかも二百人が働く皇帝のための厨房・御膳所の御料理番のトップへと据え置いてしまう。 こんな場所にはいられない、一刻も早く逃げ出さなければと思う紫乃であるが、反面かつて宮に存在したという「伝説の御料理番」の噂が耳に入り……。 紫乃は花見と協力しつつ宮中にて天才的な料理の腕前を見せつけ、次々に紫乃を見下す人物を黙らせていく。 皇帝の胃袋をがっつり掴んでしまった紫乃の明日はどっちだ!? ※第16部分 残った膳の行方あたりから和気藹々としてきます ※カクヨムでも公開中。おかげさまで第8回カクヨムコンテストのプロ作家部門で特別賞を受賞できました。 ※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りしております
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