【挿絵追加】魔剣令嬢が斬り拓く ~【スキル:なし】と判定されて公爵家を追放されましたわ! これも試練なのですわね! さぁ未開の地で〈喋る魔剣〉とともにレッツ開拓でしてよ!~
最終更新:2022/10/6
作品紹介
◆第1話の前書き部分に挿絵を追加しました!◆ 常人よりも魔力量が多く、魔剣を握ることでスキルを発動できる者たちを貴族と呼び、彼らが国を支配する世界。 しかし公爵家の令嬢、リリエラは魔剣を握ってもスキルは発動しなかった。 「貴族たる者、人より優れてなくてはなりません。それが【スキル:なし】とは、残念でなりません。このままでは公爵家の名に傷がつきます。今すぐ、家から出て行ってください」 義母からそう告げられたリリエラは、 「なるほど、これは未熟な私に与えられた試練なのでございますわね! その言葉、成長を期待してのものと受け取りましたの。夢は大きく、私は新大陸の王を目指しますわ!」 そうしてやってきたのは未開の新大陸。死亡した現地総督の代理というかたちではあったが、事実上の島流しである。そんな理不尽にも前向きに立ち向かっていくリリエラは、現地で古代の遺物と思われる《喋る魔剣》と出会う。 《推測。マスターは魔力量が多すぎたため、通常の魔剣ではスキルを発動できなかった可能性、99.89%。提案。この第三世代型試作軍用魔剣ダインスレイヴであれば、100%の確率でマスターの魔力を全て受け止められます》 自分に合った魔剣を見つけたリリエラは、メイドのレイナや流刑にあったワケアリ犯罪者、原住民族たちとともに、新大陸の明るい未来を斬り拓く王を目指す――。
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