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作:うる浬 るに

生き返った令嬢は恋より平穏を望んでいるのに救った王太子から溺愛される

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最終更新:2023/6/4

作品紹介

クララは未婚の公爵家の令嬢から産み落とされ、その姉家族の伯爵家にあずけられた。姉妹の仲が険悪だったことと、クララの出生に問題があったせいで虐げられる毎日。 他人との交流がほとんどないまま、十五歳になったころ、月精霊の加護持ちということで精霊宮で祈りを捧げる「七妃」という大役のひとりに選ばれてしまう。 クララは、いずれ評判のよくない貴族に嫌がらせで嫁がされることを知っていた。そのため、精霊宮で自分の居場所ができることを喜ぶ。 ところが、精霊宮に入った当日、何者かに雪降る冷たい泉に突き落とされ、命を落とすことに。 一度は絶命したものの、その泉で暮らし暇をもて余していた女神様に助けられ、ハイスペックな身体をもらって息をふき返した。 その後、クララの命を狙っていたのが、月精霊の加護を我がものにしようとしている王妃であることを知る。 精霊宮にいる他の六人とその精霊も狙われていることがわかり、どうにかしてその暴挙を止めようと考えるが、王宮で王妃を糾弾する力がない。しかも、精霊宮では誰が王妃と繋がっているかわからない。 「そうだ、王太子殿下に真実を告げて味方になってもらおう」 そう考え、王太子から信頼されることを目指したら…。

R15残酷な描写あり精霊王太子加護

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