「君を愛することはない」と言われたので、私は根性出しました
最終更新:2022/12/8
作品紹介
侯爵家の令嬢アマリーダは十歳の頃、公爵家の次男と婚約した。白百合夫人と言われる美貌の御母堂を持つご子息である、アマリーダよりも一つ年上の彼の名は、ジャスティという。 初めて顔合わせをした時に、アマリーダは、白金色の髪と翡翠のような瞳を持つジャスティに、一目惚れをした。 しかしジャスティは自分の母のようなタイプ、即ち気品ある華やかなタイプが好みだったので、可愛いけれど地味なアマリーダについこんなことを言ってしまう。 「アマリーダ。君を愛することはない!」 ショックを受けたアマリーダは、彼女の母に相談する。すると仲睦まじい父と母だが、婚約者時代にはいろいろなことがあったと語るのだ。 どうやって、母は美しくなったのか。そして父と愛情を育んだのであろうか。 この物語は、母から娘へ受け継がれる、本当の愛情を育てるための指南書である。 ※1話目だけ、長いですが、以降1500字~2000字程度です。
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