ボサボサ赤毛の眼鏡姫と吸血鬼になった少女
最終更新:2022/12/1
作品紹介
本ばかり読んでいて目が悪く、収まりの悪い赤毛をいつも揺らしていることから、『ボサボサ赤毛の眼鏡姫』と呼ばれている貴族のお嬢様アリス。 化け物と蔑まれ、愛を知らずに育ち、いつしか吸血鬼となった少女ダキア。 ひょんなことから薄暗い森の中に迷い込んだアリスは、さ迷い歩く内に不思議な館に辿り着く。 そこはおとぎの国か、はたまたあの世の入口か、人ならざる者達の住処であった。 そして、その館の主人であるダキアと出会う。 アリスとダキアは語り合い、愛と、優しさと、真実と、怒りと、全てさらけ出す。 それは誰よりも愛情に溢れた者による、神への反逆の物語。 《ファンタジー要素ありの短編ヒューマンドラマ 25000字》
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