「ラヴェラルタ辺境伯令嬢は病弱」ってことにしておいてください
最終更新:2024/4/26
作品紹介
ラヴェラルタ辺境伯令嬢のマルティーヌは、四百年前に魔王を倒した勇者の生まれ変わり。 過去の壮絶な記憶のせいで権力者が大嫌いで、魔獣を単独で倒すほどの腕前でありながら、病弱であると詐病し、十七歳になっても社交界デビューをしていなかった。 そんなマルティーヌが町娘に変装して出かけたとき、巨大魔獣に襲われていた青年の一行を救出する。 その彼は、絶対にお近づきになりたくなかった王族(王子)だった。 マルティーヌは王子を救ったのが変装した自分であることを隠し、病弱であると装おうとするのだが、彼はどうやら騙されていないらしく、あの手この手で揺さぶりをかけてくる。 その王子は、実は魔王の生まれ変わりで……。
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