闇色令嬢と白狼
最終更新:2024/3/6
作品紹介
「エステル・ヘイヴァース公爵令嬢!!貴様との婚約を破棄する!!」 突然の出来事だった。 アシュフィールド国の第三王子ジュリアンの婚約者、エステル・ヘイヴァース公爵令嬢はこの日十八歳になり、それを王家が主催となって祝うための夜会。 それが彼女を断罪する場となった。 いわれのない罪を着せられて捕縛され、即刻厳格な修道院へと送られることになったエステル。 彼女の深く濃い紺色の髪はこの国では珍しく、母方の祖母が遠い砂漠の滅びた国の王女だったためだ。 蛮族の姫。 闇夜色の冷徹な女。 貴族たちには陰口を叩かれ、婚約者であるジュリアンにも嫌われ続け、側近たちにも陥れられたエステルはジュリアンの一言を聞いた瞬間から覚悟を決めた。 戦う公爵令嬢のサスペンス仕立ての異世界恋愛物語。 ※ 登場人物が出そろったら内容紹介を書き足します。 ※ 題名は暫定です。思いつかなかった……
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